2010年10月31日日曜日

ビオトープ!ふたたび

6/18以来の更新です。
しばらくは、浮き草の成長を見守って、中の生き物の様子を観察していた
のですが、やがて梅雨になって、夏になるまではそのままで良いだろうと
放置していました。
そうしたら、あの猛暑になってしまい、日当たりの良い場所に置いた
プランターに近付く事も出来なくなっていました。
夏が終わり、2回ほど走りに出掛け、そして鮎漁も終わりました。
やっとプランターをじっくり見てみると・・・・。

恐ろしい光景ですね!
浮き草が水面の全面を覆っています。
全部、ひっくり返して掃除しないと、再開は無理です。
生物が居そうな気配もありません。
梅雨時に1匹だけギンヤンマが羽化して行きました。
結局、気づいたときには、「抜け殻」だけでしたが、
無事にトンボになった事を喜んでいます。


さて、大掃除です。
水面を覆っていた水草をバケツに移動させました。
これで3割くらいでしょうか?残りは根が絡まって一塊になっています。
とりあえず、このバケツの水草から良さそうなものを選ぶことにしました。
水草と睡蓮を取り除いたプランターです。
泥水としか言いようがありません。


ここからは再出発編です。
ズーっと水に浸かっていた睡蓮は無事でした。
新たな芽も出ていたので、根を整理して、植え直しました。
減った土は、近くの田んぼから土を少し拝借してきました。


新生のビオトープとなったプランターです。
写真はありませんが、3cmくらいのフナが1匹生き延びていました。
それから巻貝が1種類だけ10匹くらい生きていました。
もちろん、この中に入っています。
この冬が寒くなるのかどうかわかりませんが、
何とか睡蓮の花を咲かせることと春まで維持したいと考えています。
エビとかメダカとかは、近状の川で近々に調達してきます。
入れる数を考えないとダメだな!!
多分、入れすぎなのでしょう。また、続きをお楽しみに・・・。

2010年10月26日火曜日

鮎漁、今年の総括です。

今年(2010年)は、7月10日から鮎捕りスタートしました。
始めの時期は、このような手のひらサイズ(13cmクラス)が主流です。
私個人はこの時期のこのサイズが一番好きです。
特に、から揚げにするおいしいですよね!
  と言っておきながら、あまり食べないのですが・・・。


今年は、8月に大雨が降りました。
この写真は、1週間くらい過ぎてからのものですが、
この付近も水深が3m近くになりました。
それまでの川と流れが変わってしまいました。
この増水後から川エビが激減します。鮎もめっきり減ります。
結局、最後まで回復しなかったのかもしれません。
8月上旬は鮎に脂が一番のる時期です。ちょっと残念でした。

さて、少し見方を変えて・・・。
実際に鮎を捕まえている姿を今年初めて公開しました。
本当は自分でも見た事がなかったので、ちょっと感動ものでした。
結構きれいに丸く開いているものですね!良かったです。 

今年の一番大きい鮎は22cmでした。数匹捕まえたと思います。
この鮎もその中の1匹です。
なぜか泳いでいる格好で写真を撮りました。
立派な鮎です。天然です。追い星(黄色い斑点)がきれいです。

それから、今年は”仲間”を沢山川に誘いました。
この日は9月中旬過ぎで、川から上がると少し寒かったですが、
3人の女性と3人の男性がそれぞれ頑張って鮎を捕まえました。
2回以上も出掛けてくれた仲間には感謝です。
また来年ですが、感触は覚えていてくれるでしょうか?



さて、今年は合計29回(日) 川に入りました。
昼と夜は大体半分づつです。(去年は43回も入っていたんですよ)
鮎は合計で、2,516匹(確認しただけ)捕まえました。
私自身は20匹も食べていないので、2,500匹くらいは
みなさんが食べた事になります。今年は28人の方にもらって頂きました。
といっても、まだ冷凍庫に沢山眠っていますが・・・。
1日の最高は、158匹でした。9/12(日)に上の写真と同じ場所でした。
最終日(9/23)の151匹は、今年3番目の記録です。


そんなこんなで今年も約4ヶ月の鮎のシーズンが終わりました。
また来年のために、来週から身体を鍛えます。
前にも言いましたよね!走ったり、筋トレしたりしているのは、
すべてこの鮎捕りのためだと!一応、自称『漁師』ですから。

早くも暖房?

10日ほど前から、くろちゃんの様子に変化がありました。
普段はエサに対して、一粒も残さない満腹中枢まひ状態なのに
最近、目の前にエサを入れてあげても、知らんプリです。
息子が心配するので、寒くなって水温が下がるとこうなると説明すると
最近めっきりカメちゃんの味方の息子が23時過ぎから、
ヒーターを入れると言い出しました。
流石にその日は止めましたが、日曜日に2人で水槽を掃除した際に
自分からさっさとヒーターをセットしていました。
今日の我が家は、18時時点で12℃と冷え込んでいます。
この気温ではもう川には入れないので、先週末に終了宣言して正解でした。
ヒーターを入れてもらって、3日も経つので、すっかり暖ったかモードです。


みどくんは、あくび?してます。 
結構珍しい場面が撮れました。舌が写っていますね!
やっと私と気づいて、”エサくれ”を2匹して始めました。
写真では難しいですが、みどくんが両手を交互に振っています。
くろちゃんは背伸びを始めました。 
久しぶりに粒エサをあげます。
くろちゃんがかぶりついています。
早すぎてブレていますが、口の中にしっかりエサが入っています。 
 こっちもブレていますが、食べようとして口を開けたところです。
元気になって安心ですが、またこの冬も大きくなりそうです。
しばらく絶食させてダイエットさせた方が良いのかも・・・。
でも、元気の方が楽しいですが!

2010年10月25日月曜日

鮎漁フィナーレ!最終日は最高!!その3

うるかを作るために、オスから白子を、メスから真子(卵)を取り出しました。
それぞれの鮎たちは、その後、どうなったのでしょうか?

写真を見てもらえればわかるように、オスは焼き干しにしました。
20cm以上のオスが3~4匹いたので、結構豪華な焼き干しです。
干し網の中では良くわかりませんね!
右側に干物が見えますか?

メスはお腹を開いて、真子を取り出した後で、
更に背開きにして、干物にしました。作り方は先日と同様です。

干し網から取り出して、袋に詰めた所です。
ものさし代りの空箱で大きさが少しはわかってもらえますか。
空箱の長辺は約9cmなので、焼いて干して縮んでいる筈なのに
15cm以上はありますね!もとは20cmはあったでしょう!

こちらはメスです。
お腹に穴が開いているのが、ちょっと奇妙ですが、
そこから真子を取り出した訳です。

今回、これだけの数のメスから真子を取りました。
しかし、前回お見せした量しか取れません。
如何に貴重か理解頂けるでしょうか!
今回、これらはすべて冷凍しました。
まだ今年は干物を食べていないので、これは我が家用になりそうです。
まあ、気分でどうなるかわかりませんが・・・。
実家の冷凍庫の鮎も少しづつでも、加工などをしていかなければなりません。
もう1回くらいは干物を作ることになりそうです。
”是非、ほしい!”という人は、どうかお早めにご注文を!

栗きんとん作り

鮎捕りが終わり、うるか、干物、焼き干しを作りました。
天気が悪かったので、まだ、干しているので、写真がありません。
もう少しお待ちを!
さて、最後に取ってきた栗がまだ沢山残っています。
1週間以上放置していたので、(ハサミムシの)幼虫が10匹ほど
ざるの底を這っていました。もうこれ以上は放置できないので、
家内と相談して、栗きんとんを作る事にしました。
大きなボウルで2杯分の栗を使います。
水洗いすると、半分以上が浮くので、ちょっと不安が・・・。
栗の頭に包丁で切れ目を入れて、圧力鍋で加圧します。
1回目はちょっと短かめの7分加圧です。
茹で上がった栗です。
湯気を写したかっただけですが、良い匂いが部屋中に広がります。
熱いうちに、半分に切ります。これは家内の仕事です。
2割くらいは虫が入っていて、食べられませんでした。
私と息子は、スプーンでひたすら中の身をかき出します。
この間に、2回目の鍋をセットしています。
ちょっと硬かったので、今度は10分間ゆでます。
最終的に我が家の一番大きいガラスのボウルが一杯になりました。
でも、裏ごしできるほど、柔らかくありません。
仕方ないので、包丁で細かく刻むことにしました。
さて、サツマイモです。
もう皮を向いて、1cm厚くらいに切って、水に漬けられています。
仕事が早いので、写真を忘れていました。あしからず・・・。
圧力鍋で加圧した後で、鍋に移して頑張って潰しました。
少し粒が残っている方が歯ざわりもあり、美味しいのでは・・・。 
この中にみりんと砂糖を入れて、少し加熱します。
結構滑らかになりました。 
最後に栗とサツマイモを合わせて、練り合わせて終了です。
出来上がりの写真はありません。既にみんなで食べていました。
残った栗は、家内が自家製パンに練りこんでいました。
今朝は栗入りパンを食べて、仕事に出かけました。
まだ、栗残っているのですが、何に使うのやら・・・?

写真を追加しました。
自家製のパンをオーブントースターで焼いた所です。
栗のブツブツが見えますか?
小分けしたので、少ない方から食べています。
栗は結構大きなつぶのまま入っています。
栗入りの食パンの上に、栗きんとんを載せた朝食です。
朝の時間の無い中で大忙しで写真を撮りました。
毎日食べていると、太りそうなので少しずつ食べる事にします。
でも、そうやっていると、冷蔵庫の中で痛んでいるのですよね!

2010年10月24日日曜日

最後の夜漁

最終日は、昼間に行きましたが、
その前に夜の漁も最後を楽しんできました。
この日も浅瀬に鮎が集まっていて、夜なのに
鮎の動きがわかるくらいでした。
なので、昼間同様に目視で網を打つ場所を確認していました。


この写真は鮎ではありません。
一般に大きくなると、「シーバス」と呼ばれる魚です。
以前にも書きましたが、このサイズは”セイゴ”です。
この日は40cm以上ある大物も網に入りましたが、
取り込みの際にヒレで手を怪我したので、逃がしました。
この3匹は一度に入ったセイゴです。
一番大きいのは、25cmくらいあったと思います。
小さなフナも入っていますね。

この日の漁を終えた実家の冷凍庫です。
トビラに入っているのは、この日捕まえた鮎です。
オスとメスに分けて入れてあります。
メスは卵を持っているので、お正月用の甘露煮になります。
本体側には、10月以降に捕まえた鮎をストックしています。
上段の丸めた鮎は「東京の友人」さんに届けました。
こんな感じで、200匹以上をストックしています。
これから少しずつ、依頼されてい方々へこの鮎たちは貰われていきます。
最終的に11月中には冷凍庫は空っぽになると思います。
そして、また来年の鮎を待ちます。

鮎漁フィナーレ!最終日は最高!!その2

最終日は今年の最高を記録しました。
 総括は別の機会にしますので。

1つは、20cm以上の鮎を10数匹も捕まえました。
 一度に6匹も入ったんですよ!
 最高は22cmとこれまでと同じサイズでしたが・・・。
次は、連続で5時間鮎捕りをしていました。
 9:30から川に入り、実家に帰ったのが、14:30を過ぎていました。
 この日は、15:00過ぎに昼食となってしまいました。
捕まえた数量は151匹と最高とまではいかなかったのですが、
入れ物(船)が満杯になって、捕まえた鮎が入らない状態でした。
大きさが加わったので、150匹も入ると一杯になる事がわかりました。
最期は、網を持つ左手が痛み出し、腕が上がらなくなった事です。
 今年はこのためにかなり鍛えたので、一度も無かったのですが、
 さすがに最終日になってしまいました。
 腕も腰も足ももう限界です。今年は頑張りすぎましたね!

さて、捕れた鮎を紹介します。
さび色が強くなったオスの鮎です。
この鮎も22cm近くあります。
さび色の強い鮎は集めて、白子を取りました。
何に使うかは最後に紹介します。
大体、15匹くらいです。
見た目で、痩せていますね!


こちらはお腹が張ってきたメスです。
一番下の1匹が、22cmの鮎です。
オス程ではありませんが、表面は少し黒く変色しています。
私の目で選別したメスたちです。
大きな鮎を集めたのですが、40匹はいます。
この鮎からは、卵を集めました。これもお楽しみに!


オスの白子、メスの卵(真子)を集めて、今年も「うるか」作りです。
昨年作った「うるか」に、今年の白子、真子を継ぎ足しました。  
きれいな卵ですね!
小さい鮎にもお腹一杯の卵が詰まっています。 
捕れたてでないとできない、贅沢品です。
これから1ヶ月ほど熟成させてまた少しずつ大切に味わっていきます。

鮎漁フィナーレ!最終日は最高!!その1

今週末で今年の鮎漁は終了です。
まだ沢山の鮎が川にはいますが、これから産卵の時期なので
静かに見守ります。それに、私の身体が限界です。


さて、最終日は早朝からスタートしました。
先ず、どの場所に入るかを橋の上から観察しました。
結果的にどの橋の下にも沢山の鮎がいます。
結局、9:30に実家の前から上流に向かって川に入りました。


この日は、薄曇り+時々晴れ+南風時々強いといった気象条件です。
鮎はこの時期特有の群れで泳いでいます。
また、これまで昼間は深みに隠れている事が多いのですが、
私の感覚で浅瀬(くるぶしほど)に70%の鮎が出てきます。
なので、この時期の特長は、一網に沢山の鮎が入ります。
この写真は一番捕れた時のものです。20~25匹はいたでしょう!
小物だけでなく、大きな鮎も入っています。
すべて鮎を目視して、その場所に確実に開いて網を投げる必要があります。




これが一番難しいのです。
先ず、鮎が見えること、そして、動きを予想出来る事です。
次に、その場所に正確に網を投げることです。
もう一つは、網がきちんと丸く広がる事です。
最後は、取り込みです。これだけの鮎が入ると、
次々に網と川底の隙間を見つけて、鮎が逃げていきます。
如何に早く取り込めるかも数を捕る上で重要です。
これだけの事を一人でやるのですから、どうしても経験が必要です。
最低10年はやらないと1つ1つがきちんと身に付きません。
なので、日頃の成果を試す意味でも、この時期が一番重要であり、
一番楽しい時期でもあります。
最終日は、自己満足ですが、十分に納得のいく結果でした。
詳細は、”その2”以降で紹介します。 

2010年10月23日土曜日

静と動

サントリーホールでのリサイタルに行ってきました。
久しぶりの新幹線(3年ぶりかな)だったので、
名古屋駅で早くも写真を撮ってしまいました。
ちなみに、この車両は、N700系です。
今最新の車体ですよね?

流石に演奏中は写真が撮れないので、2階の廊下をぐるっと廻って
いろいろな角度から写真を撮ってきました。
本当に田舎もののお登りさんです。
今回のリサイタルは、ヴァイオリンとピアノのみです。
私が座った席は、ステージ後ろの向かって左側です。
ピアニストの手元が良く見えました。

自分の席から会場内を写したところです。
2階の座席が細かいブロックに分かれて、ステージを取り囲んでいて
これまで経験のあるホールからは、少し違和感がありました。
しかし、演奏者の後ろでしたが、すごく良い響きをしていました。
もちろんホールだけでなく、イツァーク・パールマンが素晴らしかったです。
さて、タイトルの「静と動」ですが、
このリサイタルは約2時間の演奏会でした。
途中に休憩はありますが、演奏中は咳払いひとつ出来ないほど
緊張感があり、勿論、座っている足の組替えなんかもできません。
ちょうど4日程前にハーフマラソン(こちらは2時間ちょっと)を走りました。
ずっと身体を動かしている2時間とジッと動けない2時間の対比が
妙に面白くて、こんなタイトルにしました。
基本的に身体を動かしていた方が、自分に良いですね!

結局、帰り(日帰りだったので)は、品川駅22:07の
名古屋行き最終のひかりとなってしまいました。
名古屋からも関西線の最終電車に乗り、自宅に帰り着いたのは
1:15頃でした。東京は、遠いようで近い?近いようで遠い?

もうひとつ、さてがあります。
先々週に頑張って作っていた鮎の干物や丸干し、冷凍/生の鮎などを
「東京の友人」(実名はちょっとかなと思ったので、まだこのままです)さんと
その同僚の方々にお届けしました。
ケンカせずに分けられたでしょうか?ちょっと心配です。
わかる人しかわかりませんが(当たり前か)、あれは”賄賂”ではありません。
これからも公平にお願いします。

そのお返しに手作りの「食べるラー油」を頂きました。
もらった物はもう私のものなので、直ぐにここに登場します。
次の日に早速頂きました。辛さ控えめで、大変美味しかったです。
家族にも大好評でしたよ!


2010年10月18日月曜日

今年、最後の収穫!

今年最後の栗の収獲に行ってきました。
もうすっかり実は落ちています。
頑張っている実もありますが、高すぎて断念です。

我が家の栗の畑です。
この木は、晩生です。今年も沢山の実をつけました。
下に落ちているイガが見えますよね!
こちらは、早稲の木です。
9月にはほとんど実が落ちて、収穫を終えています。
今年は大きな実を沢山付けました。

今回収穫した木に付いていた栗です。
低い場所は手で捕りました。高い所にある実は、残念ですが、取れませんでした。
木に残っているイガは、10個以下だったので、無理には取らなかったです。

土曜日にも2/3程度取ったのですが、手付かずの場所はこんな風です。
イガに1個しか入っていない栗は大きくて立派です。

でも、この木は、1つのイガに3個入るのが普通です。
なので、1個1個の実は小さめになります。

この写真は別に栗を集めた訳ではありません。
こんな風に一箇所に沢山落ちている場所もあります。
取りやすい場所の写真ばかりですが、木の後ろ側は他の木などがあり、
かなり掻き分けて入って行かなければなりません。
蚊の大群に襲われながら、汗だくでの収穫です。
漁師の格好ほどではありませんが、こちらもかなり怪しい格好をしています。
それに「虫除けスプレー」の匂いが全身にするし・・・。今日は、玉葱袋に1.5杯です。
虫食いでダメなのは、15個ほどでした。見逃しているのもあるけど。水洗いして、乾燥中です。
晩生だけで、15kg以上の収穫になったと思います。栗が終わり、鮎が終わると、この地方は山からの季節風が強くなり、
段々と秋が深まっていきます。
が、今年はまだまだ昼間は半袖で過ごせるので、秋はもう少し後ですね!
川の水も昼間はまだ温かいです。
流石に夜になると、濡れた身体は凍えてきますが・・・。