2016年12月27日火曜日

お正月準備 包丁砥ぎ

お正月の準備です。

最近、毎年のように年末に「鰤【ブリ】」を1匹購入しています。
今年は12/30に到着予定です。
ブリ解体のために、使用するしないに関わらず、手持ちの包丁を砥ぎます。

下から刺身包丁、小出刃、出刃です。
上の2本は使い勝手の良いユーティリティー仕様の包丁です。
鮎の背開き、腹開きにいつも使っています。

今回、このすべての包丁の刃をきちんと付けました。

鮎の開きなどで一番使用するのは、この包丁です。
その意味では一番使い込んでいます。
この夏に落下させてしまって、先端が欠けたままになっています。

先端が2mmほど無くなっています。
今回はこの包丁も修正もしました。
この程度ならば、外側(刃面と違う方)をブロックなどで大胆に削って、
先端を付けていくのですが、刃面の形状がイマイチ好きになれなかったので、
今回は先端の刃面に少しカーブをつけるつもりです。

出来ばえは、また後日!

明日は仕事納めです。

2016年12月26日月曜日

カメちゃんズ 冬眠中?

春から秋まで外で過ごしたカメちゃんたちは、11月中旬に家の中に入りました。
これから3月頃まで部屋の中で「冬眠」に入ります。

と言っても、リビングに居るので、それほど寒くないです。
小さいときは暖房(ヒーター)を入れていましたが、最近は特に何もしていません。

窓際に置いてあるので、水温は15℃前後と思います。
これくらいの水温だと、ほとんど眠っています。
なので、食事もしないので、水もあまり汚れません。
この日は風も無く、暖かい日だったので、年末最後のお掃除です。
お風呂の水を洗濯機に入れるためのポンプで水槽の水を抜きます。

水が減ってくると、必ずクロちゃんが大暴れします。
基本的に怖がりです。身体は大きいですが、性格ですから・・・。

水深2cmくらいまで水が抜けました。
ここまで来ると2匹とも諦めているような・・・。
水槽を洗うのがメインなので、掃除している間は庭を散歩します。

外に出した直後はじっとしていますが、直ぐに思い思いに歩き出します。

先ず、クロちゃんです。
この子は草の中が大好きです。
この日はこの中に突進していきます。

しばらくすると、草の中から顔だけを出して、辺りをうかがっています。
何処にいるかわかりますか?
(中央少し左側です)

しばらくすると草から出てきて、今度は納屋の中に入って行きます。
この場所もお気に入りの1つですね!

さて、みどちんは気ままに散歩を楽しんでいます。
本当にこの子は好奇心旺盛で怖がらずに何処でも行ってしまいます。

水槽を洗っている場所にやってきました。
私が居る場所に来るのか?単に気ままなだけなのか? 未だにわかりません。
しばらく近くをウロウロした後に何処かへ行ってしまいます。

この子は丁度脱皮の最中です。
クロちゃんはきれいに甲羅が剝けるのですが、この子はあまりきれいに取れません。
でも、今回はかなり剥がれたと思います。

約1時間の散歩の後で、家の中の水槽に戻ります。
これから長い冬をこの狭い水槽で過ごします。

来年は外のお家をもう少し広くしてあげようと検討中です。
散歩できる広さと隠れられる草と水槽が上手く設置できると良いのですが・・・。


2016年12月16日金曜日

鮎 焼き干し 完成

先週末に焼いてから、約5日間干しました。
みぞれ交じりの雨も降りましたが、寒風にさらされて、よく乾燥しました。

18匹と少し多目だったので、ジップロックの大袋2袋に分けて取り込みました。
これから冷凍庫で保存しますが、本当は一旦凍らせてからもう1回干したいです。

冷凍庫に入れたところです。
今回は最後の水分を取り去るつもりで、袋の中にキッチンペーパーを入れてみました。

以前に作った「焼き干し」です。
袋の内壁に氷の粒がついているので、まだ水分が残っていた訳です。
この状態でもう一回寒風に晒すと完全に乾燥すると思っているのですが・・・。
今年の銀杏も1回分ずつに小分けして冷凍してあります。

鮎の「焼き干し」は出汁を取るために使います。
今年はたくさん作れそうなので、日々のお味噌汁にも使っています。

これからの季節では、お雑煮やおでん、湯豆腐に使います。
魚の出汁とは思えない高級料亭の味になります。

数量がなかなか作れないので、我が家から出る事はほとんどないですが・・・。
興味があれば、ネットで調べてみてください。
いろんな鮎の産地で作られています。
もちろん通販もしています。


2016年12月12日月曜日

鮎の焼き干し 作り

前に紹介したかもしれませんが、今がその時期なので書きます。

ストックしていたオスの鮎を実家から持ち帰りました。
冷凍していた袋に水道水を入れて解凍しています。
2袋で約20匹いると思います。

鮎は数えると18匹でした。
鮎を焼くときに使う竹串を18本用意します。
もう何度も使っているので、焦げた串もありますが大丈夫です。

完全に解凍して内臓とエラをきれいに取り除きます。
色が黒っぽいですが異常はありません。
これがサビ色(婚姻色)です。
これから作る「焼き干し」は、こんな錆びた鮎が最も良いのです。
一番上の鮎は、26cmありました。
今年捕まえた鮎の中では、2番目に大きな鮎です。

鮎に串を打ちます。
今回は素焼きなので、塩は無しです。
この串の打ち方の名前はわかりませんが、これで十分きれいに焼けます。

結構、大きな鮎がたくさんいたので、18匹で大皿が山盛りになります。
鮎の準備は完了です。
「焼き干し」は、鮎をきれいに焼いた後、冬の寒風でカラカラに乾燥させます。
そうすると鮎の旨味がギュッと凝縮します。
そこから美味しい出汁が取れるのです。


さて、鮎の準備ができたので、今度は外で炭を熾します。
この炭熾し筒も自作です。
筒の上部まで炭と乾燥させた竹や木の棒を入れます。
今回は庭で乾燥していた鉄砲ユリのです。

底に新聞紙を詰めて、火を付けます。
竹や木に火が付くと、筒の中で上昇気流ができて、新鮮な空気が下から供給されます。
その原理(えんとつ効果?)で放ったらかしでも、炭にきちんと火が付きます。

鮎焼き器の中央の網の中に炭を入れて準備完了です。
鮎を並べていきます。
これまでの経験で18匹ほど(大きさにも拠る)が、この焼き器の限界です

この日は風が強かったので、炭は絶えず真っ赤に燃えています。
そのお蔭で鮎が少し焦げてしまいました。

美味しそうにコゲができています。
その後は少し火から離して、じっくり焼いていきます。
何度も鮎の向きを変えながら、全面を焼いていきます。

全体的に焼けたら、最後の仕上げにフードをして、蒸し焼きにします。
これをする事で鮎に残った水分がなくなります。

この日は雲も多かったですね!
前日の朝は、右の御在所岳と左の鎌ヶ岳の頂上付近が白くなっていました。
山に雪が積もると、風が一気に冷たくなります。
いよいよ冬到来です。

焼きあがったら、網に中に入れて、寒風にさらします。
本当はフリーズドライができると良いのですが、当地はそこまで寒きないです。
これから1週間弱を掛けて、ゆっくりと乾燥させていきます。

実家のストックもかなり少なくなりました。
もう1回「焼き干し」が出きるくらいのオス鮎と
甘露煮や塩焼き用の大きなメス鮎が20匹ほどです。

今年もあと3週間ほどなのですね!
年が変わったら、網の修理を本格的に開始します。




2016年11月13日日曜日

鮎の冷凍保存方法

鮎の保存できる期間について、質問を頂きました。
自己流でやっているので、あまり確信はありませんが、自分のやり方を紹介します。

現在、実家の冷凍庫に100匹以上のストックがあります。
シーズン後まで冷凍している鮎は、ほとんど最終盤に捕まえた鮎です。
この時期はオスメスがかなり明確にわかります。
そのため、基本的に「メス(子持ち)」中心にストックしています。
左の上段、中段、右の扉には「メス」が入っています。
「オス」は左下段にまとめています。

後半のメスはこんな感じで、おなかがプックリしています。
真子(卵)がたっぷり入っています。
この鮎は今年の鮎です。

この鮎は昨年の鮎です。
10月中旬以降にこんな鮎が捕まります。
なかなか居ませんが・・・。



さて、これらの保存方法ですが、鮮度が大切です。
そのため、川の中では舟に入れて、活かしています。
この方法だと車に持ち帰った際に、ほとんどの鮎は活きています。

車のクーラーボックスに入れたところです。
鮎はすべて元気に活きています。

次に、鮎を一気に氷+塩水で〆ます。
手を浸けられないくらいに冷やした水に入れることで仮死状態になります。
この状態で家まで持ち帰ります。

家では、先ず、鮎のフンを搾り出します。
内臓の劣化を防ぐためです。
数量が多いと時間が掛りますが、氷水に浸けたままで素早くやります。

後半の大きな鮎しかストックしないので、基本的に個装袋になります。
20cm前後の鮎は、2匹入れています。
袋の中は簡易の真空状態になっています。
この時使う水ももちろん氷水です。

時間が無い場合や小さい鮎の場合は、中袋に5匹程度まとめて入れます。
普段はもう少しきちんと並べるのですが、この時は本当に時間がなかったので。
この時も水中で水を抜いて、できるだけ空気を抜きます。
水が多めに残っても、空気が入るよりは良いので・・・。


この時期は、「メス」が主体ですが、実は「オス」もストックしています。
(最初に書きましたね!)
この時期のオスは、サビ色が出てきます。
(メスもサビますが、オスのほうがはるかに強いです)
今年捕まえた27cmのオス鮎です。

家に持ち帰ると、真っ黒になっています。
これらのオス鮎には、白子が一杯入っています。
オスは大袋に10匹ほど入れて保管します。

「オス」鮎は、内臓とエラを丁寧に取り除いてから、炭火で1時間30分以上焼きます。
その後、数日陰干しすると、カリカリに乾燥します。
この鮎の焼き干しからは、上等の出汁が取れます。
今年はこのために「オス」鮎をたくさんストックしました。
空っ風が吹き出したら、本格的に作り出します。

余計な事も書きましたが、基本的に川でしめてから冷凍するまでの時間に拘っています。
鮎が空気に触れないことと低温で処理する事がこだわりです。
ラップに包むやり方はやった事がないので、効果はわかりません。
空気がきちんと抜けているのなら大丈夫と思いますが・・・。

私がストックしている鮎は、基本的に年末(お正月)までに使い切ります。
自分では無理なので、友人などに配ります。
(楽しみにしている友人が多く居ます)
年を越した事はほとんどありません。
だんだん鮮度が落ちるので、年末までと決めています。

来年も6月になれば、新鮮な鮎が食べられるので・・・。
年中食べなくても・・・。

少しは参考になったでしょうか?
今回は古い写真などを多用しました。





2016年10月29日土曜日

2016年鮎漁 最終日

前に書いたと思いますが、この川の解禁日も終了日も私が決めています。
今年は過去数年よりも1週間ほど長く鮎漁をしました。

この日の状況は、しばらく(1週間ほど)雨が降らなかったので、かなり水位は下がっています。
でも、9/20の台風16号の影響で、湾曲部はかなりの深みになったままです。
最終日のこの日は、2つの場所に入りました。
先ず最初の場所は、浅い瀬に大きな鮎がいました。
1匹しか見えませんが、中型以上の鮎が10数匹が入っています。

こちらも見えませんが、大きな鮎が入っています。
最終版はこんな浅瀬に大きな鮎が群れています。

22cmクラスでしょうか?
ヒレの形状からはオスに思いますが、まだサビは出ていません。
場所によって、産卵行動はかなり差があります。

この鮎たちもまったくサビていません。
しかし、25cmオーバーの鮎にはなかなか出会えません。

何度も写真を載せていますが、こんな感じで鮎は網に入ります。
鮎を捕まえるには、この写真はとても役に立ちます。
わからない人にはわからないでしょうが・・・。

もちろん、暴れている鮎もいます。
これが本来の姿なのでしょうが、この時期は暴れる鮎は少ないです。


小さい鮎は網の目に頭を入れて、動けなくなります。
大きな鮎は大人しくしています。

この鮎もかなり大きいですが、大人しくしています。
やはり、時期により鮎の習性は変化する事がわかります。

この日最後に捕まえた2匹です。
川から上がろうとしていた際に、視認して捕まえました。
この2匹を捕まえた事で、今年はこの日で終了にする気持ちになりました。
狙い通りに捕まえられたので、とても満足しました。

今年は10/22(土)で鮎漁を止めました。
この日は50匹程捕まえました。
同数以上をリリースしていますが・・・。

実家の冷凍庫は例年並みに満杯なりました。
この夏は酷暑の夏だったので、まだ2週間ほどは鮎漁が続けられそうですが、
体力的に厳しくなってきたので、kの日で終了にしました。

今年も鮎漁を楽しみました。
また来年に向けて、トレーニングに励みます。
そう言えば、購入した刺網を使う場面がなかったです。
来年こそは・・・。