2020年10月31日土曜日

鮎漁:2020年最終日の結果!!

最終日の結果です。

この日は約80匹の持ち帰りです。
前回同様に白色の容器には「メス鮎」が、
赤色の容器には「オス鮎」が入っています。
今回はメス鮎を重点に持ち帰ったので、メス鮎の方が多かったです。
産卵途中なので、真子の入り方が様々ですが、
小さい鮎は「甘露煮」に、大きな鮎は「塩焼き」がおすすめです。
我が家は、焼かずに煮てしまいますが。
「鮎の煮つけ」は鮎本来の味がとても楽しめます。

こちらは「焼き干し」用のオス鮎となります。
前回60匹ほど確保したので、今回は小さい鮎を含めて30匹ほどです。
以前にも書いていますが、鮎の「焼き干し」は出汁を取るためのモノです。
作り方は兎も角、煮干しと同じ用途と考えてください。
とても上品で美味しい出汁がでます。
我が家では、味噌汁やおでん、お正月のお雑煮に使っています。

川での写真にもありますがこの日一番のオス鮎です。
体長23cmの立派な鮎です。

こちらの4匹はメス鮎です。
測長器に入っている鮎は23.5cmのメス鮎です。
(上のオス鮎よりもこのメスの方が大きかったです)
上の3匹も色合いがかなり違いますが、立派なメス鮎です。
メス鮎の婚姻色は、黒色とともにお腹の辺りがオレンジに変色します。
(この4匹は自宅に持ち帰って「煮付け」で頂きました)

18cm~20cmのメス鮎です。
この日はこのサイズが多かったです。
このサイズは、「塩焼き」にも「甘露煮」にも使えます。

持ち帰り4匹以外は、冷凍保存します。
20cm以上のメス鮎は、個装(2匹/袋)してから、大きな袋に入れます。
小さいメス鮎は、6匹~8匹づつ小袋に入れています。
友人にあげる際も丁度良いので。

オス鮎は大きな袋に8匹~10匹程度を入れます。
「焼き干し」は一度に20匹程を加工します。
一度に多くは自宅に持ち帰れないので、2袋づつ持ち帰ることになります。

最後に実家の冷凍庫の中です。
200匹以上(オス/メスともに100匹+αづつ)をストックできました。
メス鮎は順次友人に配ります。
残りはお正月に食べます。
オス鮎は11月以降、晴れが3日ほど続く時に「焼き干し」にします。
「焼き」は何時でもできますが、「干し」は寒風での乾燥なので。
カリカリ?になるまで干すので、天候は重要なのです。

 2020年の鮎漁は終了です
(と言って、暖かい日にまた行くかもしれませんが)
道具の洗浄、片付けや網の破れ修理など、やる事はたくさんあります。
それ以上にコロナ太りや体力低下を何とかしなくては!!

また落ち着いたら、今年の総括をします。


鮎漁:2020年の最終日です。この日も大漁!!

2020年の鮎シーズンもこの日が最終日です。
まだまだ鮎はいますが、気温と水温の低さに身体が限界です。
最終日は快晴、無風を期待したのですが、そうは上手くいきませんね!
天気は申し分ない晴天ですが、北風が強かったです。

さて、この日は先日下見をした2カ所に入りました。
この日も最初から好調に鮎を捕まえていきます。
(多分、この周辺2~3kmほどは鮎がたくさん居るようです)
最初の場所は少し小さめ(18~19cmくらい)の鮎が主体です。
なかなか20cmを超える鮎がいません。

でも、大きな群れがたくさん見つかるので、網の中は鮎であふれています。
10匹以上の鮎が入ると、2~3匹の20cm鮎がいます。

まだ網の中ですが、この日一番のオスの鮎です。サイズは後ほど!
経験的にわかっていることですが、大きな鮎は10匹20匹と纏まっています。
そういう群れを見つけることが大漁への近道ですが、
この日は強風で水面が波立って、なかなか思うように見つけられません。

それでも何回かは大きな鮎の群れに網を入れています。
終盤は大きな鮎を確保した後で写真を撮っているので、
網の中にはあまり大きな鮎はいません。20cm以上の鮎はいますよ!
この写真の鮎も22cmくらいの鮎が数匹見えますが。

最後はこの日一番の大漁となった写真です。
丁度、橋の下の瀬下に網を掛けると、30匹を超える鮎が入りました。
大きな鮎(5匹ほど)は川の中で確保しましたが、
その他の鮎は川の中で捌けないので、網を川岸にあげました。
年に1回あるかどうかの大漁です。

この日は北風がだんだんと強くなり、体温が奪われて震えていました。
思っていた以上の成績となったので、約3時間半ほどの漁で終了です。
車まで戻った時はフラフラでしたが。
その後、近所にある温泉施設で身体を温めてきました。

最終日の成績は次の記事で!


日々雑記107:カエ太の冬眠前の挨拶⁈

10月に入って気温が急に低下したので、
カエ太は10/10頃から姿を見せなくなりました。
冬眠の準備に入ったので、今年はもう会えないね!なんて話していました。

ところが10/28(木)の夜にひょっこりとやって来ました。
この日は曇り空でしたが、風がなく、幾分暖かい日でした。

カエ太は台所の窓ガラスをノシノシと歩き回っています。
羽虫も少しですが飛んできていたので、少しは食事ができたと思います。

この窓は北向きで風当たりがとても良いので、
風が吹くととても寒い場所です。
この日は私が休むまで、窓に張り付いていました。
翌朝には姿はありませんでしたが。

冬眠用の暖かい場所は無事に見つかったでしょうか?
畑にはまだ小さなカエルがいます。
来週はまた一段と寒くなるようなので、すこし心配ですが、
また春に元気に姿を見せてくれることを楽しみにしています。


2020年10月29日木曜日

鮎漁雑記:川の様子(前回鮎漁の翌日)

鮎漁の翌日に用事があり、川の近くに出掛けました。
用件が早く済んだので、少し川の様子を見に行きました。

前日に時間差を付けて2回入った場所です。
見た目は前日と変化ありません。当たり前ですが…。

川(水)面からは3mくらい高い場所から見ています。
川底に小石があり、流れも波立つほど速くはないです。
手前の護岸には川の中に穴が開いています。
鮎の多くはその中に隠れています。

人の気配を察知すると、穴から鮎が飛び出してきます。
解像度の限界ですが、数個の黒っぽい影が見えます。
20cm前後の鮎がたくさん確認できました。

河原を歩いていくと、川の中程にも15匹ほどの群れがいます。
まだこちらに気づいていないのか?ゆっくりと泳いでいます。

この辺りの水深は膝丈くらいです。
鮎を捕まえる時は、川に入って、5m以内に近づきます。
(網が最長で5mしか届かないためです)
このように澄んだ水なので、鮎もこちらに気が付きます。
そして当然のように逃げます。
逃げ出す瞬間に、どちらに逃げるか予想して網を投げています
予想が外れると、まったく鮎は入りません。
いったん網に入っても、石との隙間などから簡単に逃げてしまいます。
入った鮎の半分も残らないのが現実です。


少し離れた別の場所も観察しました。
こちらも小石が一面にあり、(大きな)鮎がたくさん見えます。
ここは川幅が広いので、1人で全体をカバーするのは厳しいです。
でも、鮎の修正がわかっていると、この場所でも鮎は捕まえられます。

 次回?はこの2カ所に入ってみたいと思います。
大きな鮎(25cm以上の大物もいた)は確認できたので、
大きさにこだわって漁をしようと思います。


2020年10月27日火曜日

鮎漁:漁の始まりです!! その3 「結果発表」

漁を終えて、実家に帰りました。
シャワーを浴びて、着替えてから鮎を選別していきます。

いつも同じですが、先ず、オスとメスに分けます。
結果から言うと、オス約60匹、メス約40匹の合計100匹でした。
こちらはオスばかり入っています。少しくらいですが。
オスはサビ(婚姻色)がきついので、大半が黒っぽくなっています。

こちらはメスです。
入れ物がオスのものより大きいので、少なく感じますが。
大きさも全体的にオスの方が大きいです。
メスも婚姻色は出ていますが、パッと見は変化がわかりません。

先ず、オスからです。
20cm以上が何匹いるか数えようとしましたが、
乗らなくなったので途中で止めました。
下にある青の板の幅が22cmあります。
ほぼ8割は20cm以上と思います。
小さい鮎も18~20cmの鮎たちです。

オスの中で大きな鮎です。
最大かどうかは数が多すぎて良くわかりません。
2匹とも24.0cmありました。


次にメスです。
この鮎が上の方に写真のある、この日一番と思った鮎です。
この鮎は25.0cmある立派なメスです。

大きなメスを並べてみました。
一番上は24.5cmありました。
下の2匹は、22cm~23cmでした。
メス鮎で24.0cmを超えるモノは、年に1匹程度しか捕まえられないので、
前回の27.0cmといい、今年は豊漁な年だったと言えるでしょう!

さて、実家の冷凍庫ですが、半分ほど埋まりました。
下の方には、前々回捕まえた小さめの鮎が入っています。
この鮎たちは「鮎フライ」にできると考えています。
中段は主に「焼き干し」用のオスが入っています。
今回含めて70匹ほどは確保できたので、ご近所さんに配っても大丈夫です。
上段は今回持ち帰ったメス鮎(3匹)が入っています。

持ち帰ったメス鮎は、今年初めて塩焼きにして頂きました。
真子がたっぷり入っていて、たぶん簡単には食べられないサイズと思います。
家族全員で味わいながら頂きました。
ちなみに3匹なのは、私と家内で1匹のためです。
息子たちは1匹づつ食べています。

あと2回くらいは川に行ってしまいそうです。
でも、水が冷たくて足が冷えます。
風邪を引かないように頑張ります。
 

鮎漁:漁の始まりです!! その2 「大鮎を連発!」

続きです。

1回目は約1kmを歩いて、鮎漁をしました。
その中で最も鮎のいた場所に再び入りました。
この場所としては、2時間後の再訪となります。
1回目の大いに荒らしていますが、2時間経過すると元通りの様です。

最初から大きな群れ(目測で30匹ほど)に掛けました。
写真からもわかる大きな鮎が6匹入っています。
網を投げた瞬間から鮎は逃げるので、すべてを網に入れる事は不可能です。

大きな鮎ばかり狙っていますが、注文通りに大きな鮎が群れでやって来ます。
大きな鮎になると逃げるのも早いので、全く入らない事もたくさんあります。
なので、4~5匹入れば十分に満足な結果です。

この日一番の鮎を捕まえました。
後ほど写真が出てくると思います。
レンズに水滴が付いていますが、立派なメスの鮎です

このサイズ(24cmくらい)ならば、2匹でも満足です。

2回目で一番捕まえた時の写真です。
拡大して確認すると、12匹入っています。
毎回、これくらい入ってくれると、もっと楽しくなるのですが・・・。

この日の鮎漁は合計3時間半となります。
その間、5㎏近い網を持ち続け、時々?投げて、更に川の中を歩きます。
体力的には、ほぼ限界になります。
今年はコロナの影響(言い訳)でトレーニングをサボったため、
持久力や筋力(特に握力)が例年の半分以下の感じです。
なので、連日の鮎漁は考えられません。
天候にもよりますが、3日間ほど休養してから再度挑みたいと思います。
帰宅後の測定などは次回に!

 

鮎漁:漁の始まりです!! その1 「過去最高レベルの大漁」

鮎漁(本当に漁になってしまった)の始まりです。
数量、大きさともに過去5本の指に入る大漁、豊漁でした。

この場所は最終盤に必ず入る場所です。
この周辺では2019年-2020年の冬季に護岸工事がありました。
川砂も10tダンプで連日のように運ばれていました。
川の流れは大きく変わったのですが、鮎には住み良い環境になったようです。
小石が川底ほぼ全面に広がり、産卵場所には問題なさそうです。

更に下流から川に入りましたが、この場所は一面小石です。
水が澄んでいるので、大きな鮎の群れが数個?視認できます。

一投目から大きな群れに掛けられました。
水の上からの撮影なのではっきりしませんが、
20cm前後の鮎が10匹ほど入っています。

この日は撮影の余裕がなく、水中写真はこの1枚のみでした。
比較対象がないのでわかり辛いですが、この鮎で20cmほどあります。

何回目の群れかわかりませんが、この日最大の群れが入りました。
小さい(17cm前後:リリース)も含めて、30匹ほど入っています。
川の中で取り込めなかったので、引っ張って川岸で取り込んでいます。

一回の網に入った鮎です。
6匹ほど入っています。(小さい鮎はリリース済み)
こんな状況が10数回あったと思います。
この時はメス鮎ばかり入っていました。

この時は10匹ほど入っています。
こんな感じで鮎漁は続きます。

この日は2回に同じ場所に入っています。
1回目は下流から上流まで遡りながら鮎を捕まえています。
2回目は一旦車に戻って、移動してから入り直しました。
2回目とこの日の結果は次回以降に紹介します。
 

2020年10月22日木曜日

鮎漁:最終盤!今年最高を更新!!

終盤は大鮎狙いの鮎漁になります。
この日、2ヶ所に入ったのですが、
最初は小さな鮎(17cm前後)しかいなかったので、早々に場所を替えました。

写真はすべて2ヶ所目です。
こちらも魚影は少ないです。
ほとんど1匹づつの狙い撃ちですが、1度だけ群れが遭遇しました。
20cm前後の鮎が4匹入っています。この写真は水面上からです。
小さいのはウグイです。

久しぶりの水中写真です。
投網の袋部にきちんと入っています。

鮎は同じ場所に集まる習性があります。
写真を撮っている間に、別の場所の2匹が逃げていきました。

この1回で結局5匹の鮎が入りました。
これ以外に1匹づつ捕まえた中に、大きな鮎がいます。
写真を撮る余裕がなかったので、捕獲直後の写真はありません。

この日はトータル14匹を持ち帰りました。
氷を忘れたので、クーラーボックスの常温の水中を泳いでいます。

 この日一番(今シーズン最高)の鮎です。
一見、スマートなのでオスのように見えますが、立派なメスです。
体長は27.0cmあります。(過去に遡っても、2番目の記録かも?)

こちらは見るからに太ったメス鮎です。
体長は25.0cmあります。

この鮎もスリムですが、23.0cmのメスです。
体色も真夏に比べると、かなり黒っぽくなっています。
この3匹を自宅に持ち帰って、煮付にして頂きました。

こちらの鮎は実家の置いてきた鮎たちです。
オス(5匹)は焼き干し用に別にパッキングしました。
こちらはメスの鮎となります。

この日は良いお天気で風もなく暖かかったですが、
水に濡れているので流石に寒くなってきます。
雨が降ってまた気温が下がるようなので、条件はだんだん厳しくなります。

食用?の鮎捕りは、次回で終了になると思います。
焼き干し用の鮎の確保が出来ていないので、11月初旬まで川には入る予定です。
最終日まできちんと記録したいと思います。