2019年11月26日火曜日

日々雑記29:猫

午前中、数羽のカラスが我が家の庭付近で大騒ぎしていました。
窓の外を見ると、私に車の下に黄色い何かが隠れました。
窓に近づいて見てみると、1匹のノラ猫がカラスに追われています。

カラスが私が撃退(大きな声で追っ払っただけ)しましたが、
猫も庭の隅まで逃げてしまいました。
フェンスによじ登っています。

隣りの庭に降りる前にちょっとだけ、こっちを見ていました。
とりあえず、感謝の挨拶だったのでしょうか?

普段、この付近には野良猫はいないので、何処かから紛れ込んで、
カラスのエサでも横取りしたのでしょうか?
すごい剣幕で鳴き散らしていました。

ほんの数分の出来事でしたが、猫ちゃんが無事でよかったです。


鮎 焼き干し 真空パック保存へ!

焼き干し鮎の乾燥が完了したので、保存方法を紹介します。
保存は「真空パック」にしています。

真空パック器です。
もう10年ほど前に購入したモノですが、
上に付いている容器があるために、
水分の多い食材などの真空パックができます。
ポンプで吸い出した空気と水分は、一旦容器を通ります。
空気は素通りですが、水分は容器内に残りポンプに入りません。

前の蓋を開けたところです。
中央にあるノズル(使用時に前に出る)から空気を抜きます。
左右に伸びる金色のシートは封止するための電熱線です。

冷凍庫で一時保管していた鮎を取り出します。
水分はほとんど抜けているので、内部に霜はありません。
(袋の外は曇っていますが)

これらの鮎を専用の袋に入れます。
出来るだけ重ならないようにして入れていきます。
鮎の大きさにより、入る数量は変化します。
小さめの鮎は、4匹~5匹入ります。
袋にノズルを差し込んだら、前面の蓋を閉じます。

蓋を閉じたところです。
右上のポンプのスタートボタンで排気が始まります。
この作業は両手で行うため、写真は撮れませんでした。
十分に空気が抜けたら、封止します。

真空の封止完了したところです。

大きな鮎は、1匹、2匹入りでパックします。

2回目に作った焼き干しは、この様にすべてシンクパックが完了しました。
前回も書きましたが、我が家ではこの状態で冷凍保存します。
(水分がほとんどないので、常温保存でも大丈夫ですが)


その他に、鮎の一夜干しや丸干しも、真空パックして冷凍保存しています。
表面が白っぽいですが、冷凍庫から出したので、霜が付いています。


これで鮎の焼き干しの前処理から焼き、乾燥、保存までを紹介しました。

次回は料理編(と言っても、出汁を取るだけ)をお楽しみに!!


日々雑記28:鮮やかな夕日

2日ほど前に鮮やかな夕日が見れました。
昼間は天気が良くなかったので、期待していなかったのですが、
雨戸を閉めようとした息子が教えてくれました。

2枚の写真は同じ日です。
上の写真は、最初に外に出た時のモノです。
太陽は左の山陰に沈んでいます。
まだこの時点では、オレンジ/黄色系の空でした。

15分くらい経過すると、空が真っ赤/ピンクに変化していました。
真上から東の空まで、赤く染まっています。
散歩していた人たちも立ち止まって眺めています。

夏の山に沈む夕日も好きですが、晩秋の赤や深いオレンジも好きです。
今年はあと何回きれいな夕日が見られるでしょうか?


日々雑記27:我が家の紅葉

昨年も紹介したと思いますが、10年以上前に植えたブルーベリーの木が
何度かの危機を乗り越えて、少しづつ大きくなってきました。
春から夏には実も付けるようになりました。
実は美味しく頂いています。

この小さい木の紅葉が綺麗です。
真っ赤に色付くのです。

少し散り始めていますが、家内と毎年楽しみにしています。
下の緑は、水仙が芽吹いてきました。

暖かい11月でしたが、今日は曇り空で気温が上がらない予報です。
しばらくは曇り/雨の天気予報になっているので、
これから本格的な冬に入っていくのでしょうか?

そろそろカメちゃんズを家の中に入れてあげないといけませんね!
最近、池の底に潜ってしまって、顔を見せてくれなくなりました。
氷が張るまでに、お引越しです。

2019年11月23日土曜日

鮎 焼き干しの作り方 =乾燥編= 追記あり

最終の乾燥編です。
<乾燥>
焼き上げたら、干し網に入れて、2日間ほど干します。
今回は風のある乾燥した天気に恵まれて、良く乾燥しました。

まだ、この時点では完了ではありません。
2日目の夕方にサイズ分けして、ジップロック袋に詰めます。
今回は3袋に分けて入れました。

同じ状態の写真ですが、室内で撮影しました。

さて、ここから冷凍庫に入れます。
一度凍らせます。
よく言われる「フリーズドライ」を行います。

翌日の朝の状態です。
右の2袋にはほとんど霜は付いていませんが、
左の大きな鮎の袋には、霜(ビニールに薄氷)が付いています。
まだ水分が残っています。

この日の朝は天気が悪かったので、外に干す事はしなかったですが、
天気が良ければ、凍らせて、干してを2日間ほど繰り返します。

【11.25追記】
1日だけ良く晴れた日があったので、終日干しました。
第2回目の焼き干し作りは、これにて完了です。


そうすると鮎の水分がほとんど抜けます。
その後に真空ポンプを使って、数匹づつ真空パックします。
この状態になれば、常温保存で大丈夫ですが、
念のために冷凍庫で保存しています。
(数年前にカビで半分以上を捨てているので)
冷凍庫内で半年くらいは保存ができます。


別途、焼き干しの使い方を紹介するつもりですが、
1つ直ぐにできた使用法を紹介します。

今回使う鮎は小さい(13cmくらい)モノです。
ペットボトルのキャップは大きさの比較のために置きました。
カラカラに干せています。

この鮎をガラス瓶に入れます。
ギリギリですが、蓋が閉まるサイズです。
これをするには、これくらい小さい鮎が必要です。

そのビンに醤油を入れます。
鮎醤油(ネット通販では「あゆだし」と呼ばれているよう)です。
1週間程度で鮎のうまみが出た醤油になります。

乾燥は、やり過ぎる事はありません。
カラカラになるまで干してください。

鮎の焼き干しを使う時期になったら、使っているところを紹介します。

2019年11月22日金曜日

日々雑記26:山

いつも夕日を撮影していますが、この日は午前中の山、空が綺麗でした。

左から雲母岳、鎌ヶ岳、御在所岳、(国見岳)、釈迦ヶ岳です。
空の色が良いですね!

その日の夕方です。
角度は少し違いますが、稜線がきれいに見えます。

次の日からは曇り雨の予報が続くので、貴重な1日になりました。


2019年11月20日水曜日

鮎 焼き干しの作り方 =焼き編=

今回は「焼き」です。
この回は”焼き干し”に限った焼きではありません。
鮎を塩焼きにする時もこの手順でやっています。
焼き時間が違うだけです。

<焼き>
先ず、炭の紹介です。
最近、新しい炭を購入しました。
「オガ炭」と呼ばれる加工した炭です。
少し抵抗があったのですが、
”火持ちが良い””煙や臭いが少ない”の謳い文句に釣られました。
10㎏入りが2箱で3500円程度です。
ポイントがあったので、実際には100円で購入しましたが。

30cmほどの長さがあるので、前以て数cmの大きさに割ってあります。
この缶は炭消し壷と使っています。

炭に火を付けます。
以前に作った炭熾し器を使います。
下部に松ぼっくりや竹の端材、枝などを入れて、着火剤とします。
最下部に新聞紙を置いて着火します。
15分間ほど放置すると炭全体に火が回ります。

鮎焼き器2号機です。
砂は毎回掃除をするので、きれいな状態です。
中央の網筒の底には、小石を入れています。

砂を詰めるとかなりの重量になるので、移動を考えて台車を設置しています。
キャスターを6個付けたので、スムーズに動いてくれます。

カバーです。
基本はアルミ(箔、薄板、テープ)で作っています。
下部の穴は空気取り入れ口です。大きさは現在検証中です。

カバーの蓋です。
カバー、蓋の使い方、使う意味は後ほど説明します。


さて、炭に火がつきました。
網筒に丁寧に並べていきます。
この日は強風だったので、最初からカバーを設置しています。
炭に少し黒い部分が残っていますが、直ぐに火が回るので問題ありません。

ここで鮎が登場します。
鮎の串打ちは慌てていたので、写真を撮り忘れました。
最終的な保存(次回紹介)を考えて、出来るだけ真直ぐに刺しています。
肝心の焼きですが、最初は近火で焼いていきます。
焦がさないように気を付けながら、4面?を回転させて焼きます。
前後になっている部分がありますが、入替えながら焼いていきます。

全体的に焼き目が付いてきたら、焼きはほぼ終了です。
この日は約1時間ほど焼きました。
(炭が足りなかったので、追加しています)
この後は余分な水分を飛ばす乾燥工程になります。

この鮎焼き器は長方形なので、鮎を左右に避難させて蓋をします。
そうするとカバー内部が高温に保たれて、カラッと焼き上がります。
内部を高温にするために、カバーと蓋が必要なのです。
カバーにも穴をあけましたが、良し悪しは現在不明です。
密閉すると酸欠で炭が消えます。上部はもう少し閉めても良さそうです。

今回は焼きの後に1時間30分ほど、この状態で放置しました。
慎重に串を抜くと、小さい鮎は既にカリカリの状態です。

ここから更に干し網に入れて干していきます。

「干し」は干し網だけではないです。
長期保存するために、それ以外にも乾燥の方法があります。

次回は「干し+保管方法」を紹介します。



2019年11月19日火曜日

鮎 焼き干しの作り方 =下処理編=

前回、今年1回目の焼き干しの様子を上げましたが、
自分の備忘録も兼ねて、作り方を紹介したいと思います。

いろいろと工程が分かれるので、
下処理、焼き、乾燥の3回シリーズを考えています

<下処理>
鮎漁期の最終盤に捕まえて、オスのサビ鮎は大きさ別に分けて、
10匹程度を1袋に入れて冷凍してあります。
前日に実家冷凍庫から持って帰り、自宅冷蔵庫で一晩かけて解凍します。
翌日の午前中です。
鮎は内臓の処理をするので、しっかりと解凍します。
ジップロック袋に水を入れて放置してあります。
(この袋の鮎は20cmを超えた大きめの鮎です)

この日、焼き干しにする鮎たちです。
今回は3袋分を焼き干しにします。
これは小さいサイズの鮎です。15cm~16cmくらいでしょうか。

こちらは20cmを超えています。
表面が白っぽいですが、これが鮎のヌメリです。
こんな感じにたくさん付いています。

3袋目にこの日一番の大鮎がいました。
24cmくらいある立派なオスです。

解凍が済んだら、水できれいに表面を洗います。
(ヌメリを手でこすってきれいにいます)
表面を洗ったら、一旦水から取り出しておきます。

ここからは内臓の処理です。
鮎専用のビニールまな板に載せて、包丁で肛門から顎下まで切り込みます。
よく切れる包丁でないと切り口がきれいになりません。
数日前に包丁を研ぎ直しました。
内臓処理は手が臭くなるので、手袋を付けています

内臓はお尻の方から指でかき出して取り出します。
この時点ではまだお腹の内部はきれいではありません。

別の鮎の写真ですが、
鮎のお腹内壁の黒い膜は、指の腹で擦るときれいに取れます。 
写真下方の親指が当たった部分は既に膜が剥がれています。

内臓処理と同時に、エラを取り除きます。
エラ蓋の下部に包丁先端を入れて一方の付け根を切り絶つと
写真のように引っ張り出せます。
もう一方の付け根は、包丁で切り落とすか、手で取り除きます。

内壁の膜とエラ、背骨の血合いをきれいに水洗いした状態です。
すべての鮎をこの状態にしていきます。

放置すると鮎が劣化するので、1袋単位で処理して、
袋に戻して冷蔵庫で保管します。

ここまでで鮎の下処理は終了です。

この後は、焼きになります。
外(庭)で焼き(炭火)の準備をします。
炭に火が付いたら、鮎に串を打って焼きに入ります。