2016年2月27日土曜日

投網 修理 =小さな破れ編=

投網1本の修理がほぼ終了しました。
どんな感じで直しているか紹介します。

2目が切れています。
このまま放置すると、破れは大きくなるし、かなり大きな鮎も逃げてしまいます。
下の方にある白い糸(W字)が、ツリソと呼ばれる袋を作るための糸です。

拡大しました。
切れている糸を2mmほど残して、切り除いた後です。
直し方は、Vの字に編めば良いのがわかりますね!

左右のどちらかでも編めるのですが、この時は右から左に編んで行きます。
(両方ともできた方が良いです。大きな破れになると、いろんな編み方が必要になります)
先ず、右上に糸を結びます。

次に、左下の頂点になっている部分へ編んで行きます。
この時、本当は糸の長さを計った方が良いのですが、慣れると感覚になります。

最後に、左上に編み進めると、破れが直ります。
糸が細いように見えますが、同じ号目の糸を使っています。
このように1目づつ直していきます。

この方法を繰り返して、網の破れを直しています。

大きな破れになると、複雑に破れている事が多いです。
そのため、なかなか簡単、きれいには直りません。

次回は大きな破れの修理を紹介します。


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