2017年10月2日月曜日

鮎 干物作り【背開き・丸干し】

前日に実家から持ち帰った鮎(15cm~18cm)で干物を作ります。
前夜から冷蔵庫内で解凍としていました。
一晩経っても、少し柔らかくなっている程度でした。

個装袋から出して、水道水で更に解凍します。
約35匹くらいでしょうか?

この鮎は産卵準備をする直前頃の鮎です。
丸々と太っている鮎なので、干物にすると大変美味しくなると思います。
頭から瀬ヒレの辺りが盛り上がっていて、身が太っていることがわかります。

今回は開きの干物を作るつもりで、いつもの様に背開きしていました。
捕まえた時期には差があるので、真子を持った鮎も数匹います。

こちらはかなり真子を持っています。
でも、ほとんどはまだ産卵準備前の鮎でした。

私が鮎を捌いていると、後ろから家内の”丸干しの方が良い”の声!!
どうも家族全員(息子2人を含めて)が丸干しの方が美味しいと感じているようです。
私は最初に食べてから、丸干し派なのですが・・・。

そこで急遽、腹開きに変更しました。
開く手間はこちらの方が少ないですね。
何度も書いていますが、肛門からあご下まで薄く切り込みを入れます。
深くても良いですが、内臓を傷つけると何かと汚くなります。

指で内臓を取り出してから水で洗います。
最近は溜水でやっています。
そうすると写真のように綺麗になります。
手袋は手に匂いが付くので、最近は必需品になっています。
スーパーなどでも使っている食品対応の(少し高価な)手袋です。

この時に、エラもきれいに取り除きます。
そうすると頭から食べられます。
エラは残っていてもいいのですが、血液が多い場所なので、
劣化が早くてクサミになるようです。また、寄生虫なんかも居るようです。
干物は基本的に頭から食べる(頭が一番おいしい)のでエラを取り除きます。

以前書いたのですが、天然鮎と養殖鮎の見分け方について。
鮎の下あごにある小さな穴(下の写真でわかるでしょうか?)の並びによって
天然鮎がわかるのです。
下鍔側線孔(かがくそうせんこう)と言うそうですが、
この小さな穴が均等に揃っているのが天然鮎になるそうです。
左右それぞれ3つしか見えませんが、綺麗に揃っています。
放流していない川なので、養殖鮎はいませんが・・・。

きれいになった鮎を秘伝(という程ではないです)の塩水に漬けていきます。
1匹目に写真を撮ったので、少しさみしいですが・・・。
余談ですが、内臓を指で取り除いた後に、薄い塩水で血抜きをしています。
そうするとこの本漬けの際にあまり血が出てこないと思うのですが・・・。

その後は一気に仕事をしたので、すべて漬け終わったところです。
半分づつ「丸干し」と「開き」にしました。
開きの方を後からやったので、上になっています。
漬け時間も開きは短めなので。

脂が乗っている時期の鮎なので、塩水に脂?がたくさん浮いています。
血抜きをしたので、汚れはこんなものなのでしょう。

この日は天気も良く、何よりも乾燥して少し強めの風がありました。
2時間くらい常温で放置して、午後から外で干しました。
その日の夕方までには完成しなかったので、翌日も干します。
この日、鮎漁で夕方しか帰らなかったので、少し干し過ぎました。

家内はパリパリの煎餅感覚を好むので、まあ良しとしましょう!
私は半生感が好きです。
いずれにしても、焼き立てアツアツならば美味しいです。

丸干しです。
こちらは私の好みに”半生”で仕上がりました。
中(の小)型鮎(個装袋に5匹前後入れるサイズ)は実家にかなりストックしました。
このように加工すれば保管も楽になります。
一応、自宅の冷凍庫に入れますが、常温もしくは冷蔵庫でも大丈夫です。
早めに食べるのが基本なので。

我が家では保存食扱いの傾向があります。
でも、1か月は持たないでしょうが・・・。
お正月に向けて、あと2回ほどは干物作りをする事になります。

簡単、便利な鮎の干物に一度挑戦しませんか?

でも、鮎を用意するのが一番のハードルかな?
我が家ではそのハードルがないので・・・。
(大きな声では言えませんが、少しならお分けします。
  自宅まで取りに来てもらえる条件ですが。いろいろとハードルが高いです)

鮎漁も残り1か月弱です。
居ない鮎よりも体力が心配です。

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