2017年9月2日土曜日

鮎 干物作り 大公開!!【写真付き】

鮎の干物作りを写真付きで紹介したと思います。
先ず、鮎を数匹(最低)調達するところからは始めてください。

私はこの日捕まえた80匹ほどの鮎の一部を使います。
大きさ19cm~21cmくらいの鮎を25匹選んで、干物を作ります。

さて、干物の作り方です。
先ず、良く切れる包丁を用意します。
この包丁は25年以上(独身時代)から使っています。
何度も砥いでいて、今Bestの状態にしてあります。

頭の後ろから包丁を入れます。
背骨の上側に入れて、内臓を囲っている骨を切っていきます。

内臓部分を切ったところです。
包丁の先端が腹側(写真の上側)に出ない様にします。
この後は尾ヒレの手前まで切っていきます。

背から切ったところです。
内臓が見えています。内臓を傷つけると血や汚れが出ます。
包丁の先端で骨を切る感じです。
包丁の柄を付け替えたので、新品みたいに見えますが。

次に頭を半分に切り(割り)ます。
ちょっと可愛そうですが、出来上がりの美しさを考えると仕方ありません。
包丁の先端ではなく、先端から2cmほど内側でテコを使って一気に切ります。

背開きができました。
内臓から尾ヒレまでは1回でちゃんと切れないので、後から皮1枚まで切り込みます。

内臓を手で取り除きます。
上の写真とあまり変化ありませんが・・・。
内臓を入れるビニール袋を準備しておくと便利です。

その後、水で内臓を綺麗に洗います。
歯ブラシがあると楽にできます。
この日は手で洗いました。
エラを取り除くのが干物作りの大切な工程です。
これは慣れるしかないかと思います。

ひっくり返すと鮎の背開きになっています。
この状態で下準備は完了です。
残りの鮎もこの姿にします。

塩水に漬け込みます。
塩分の濃度、追加で加えるモノ(日本酒とか)は自分の好みで調整します。
私は少し濃い目の塩と○○、○○、日本酒を少々加えています。

ボウルが小さかったので、最終的に溢れる寸前です。
全部で25匹ですが、鮎が大きかったので・・・。

仕方ないので、表面にキッチンペーパーを敷いてみました。
この状態で約1時間漬け込みました。
別の事(また秋刀魚を炭で焼いていました)をしていたら、
想定よりも長くなってしまいました。
鮎が大きく、身も厚いので、大丈夫でしょう。

キッチンペーパーで水分をふき取ってから、干し網に並べます。
この日は台風の影響で乾いた北風が強めに吹いています。
寝る前まで3時間ほど外で乾燥しました。

この日はなかなか上手にできました。
乾燥しすぎないように明日は干したいと思います。

少しは参考になったでしょうか?
20cm前後の鮎を調達するところから開始なので、
かなりハードルが高いと思いますが・・・。

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