2019年8月14日水曜日

東北旅行 その2 =秋田から青森へ=

フェリーで1泊して、早朝(5:10)に秋田港に到着しました。
朝が早すぎるので、秋田の予定をキャンセルして、北上します。
途中(能代市内)、ねぶた?と思える台車を発見しました。
看板には「天空の不夜城」と書かれています。

早朝なので人がいないので尋ねる事もできずに写真を撮っていると、
公園内の小屋の窓にポスターがありました。
8/3(土)8/4(日)に開催された能代七夕の城郭灯篭(24m)とあります。
この日は8/6(火)なので、お祭りが終わった直後の訪問となります。

秋田県から青森県へは、内陸を通らずに日本海側の海岸線を北上します。
途中の案内板で気になる場所に停車していきます。
道の駅の横に「お殿水」という湧水がありました。
丁度、白神山地の横を通過中で、ブナ原生林の地下からの恵みです。
冷たくて美味しい水でした。ペットボトルに入れて持ち帰ります。

海岸線に「千畳敷海岸」の案内があります。
広すぎて全体を写真に収められませんが、左右500mくらいあります。
江戸中期に地震で隆起した海岸段丘とのことで、
津軽藩のお殿様が千畳の畳を敷いて、宴会したことからこの名が付いた

鯵ヶ沢町にある舞戸正八幡宮にお参りしました。
青森県の御朱印1枚目を頂きました。

五所川原市に入ると、「立佞武多」開催の案内があります。
調べると、五所川原市のねぷたは8/4~8/8までの開催とわかりました。
つまり、本日開催です。
夜までは居られないので、急遽、「立佞武多の館」へ向かいます。
五所川原市の佞武多は、「青森のねぶた」「弘前ねぷた」とともに
青森三大ねぶたの1つです。
立佞武多の館には、3台の大きな佞武多があります。
毎年1台を製作するようで、3年分が保管されています。
今年はこの「かぐや姫」が作られました。

佞武多は、高さが約23mあり、重さは約19tもあります。
台車に動力はなく、50人以上で引っ張って、市内を練り歩きます。
建物の中に格納されていますが、夕方17時ころに壁の一部が開放されて、
1台づつ道路へと出て行くようです。

外のテントには、小さい?佞武多が数台展示してありました。
元々、ねぶた祭を外しての旅行計画だっただけに、
お祭の雰囲気を味わうことが出来てラッキーでした。

今回の旅行で最北端までやってきました。
五所川原市金木町にある「太宰治記念館 斜陽館」です。
この建物は太宰治の生家です。和洋折衷、入母屋作りの豪邸です。

太宰の母親の部屋と紹介がありました。
幼少の太宰の遊び部屋となっていたようで、
左から2枚目の最後にある「斜陽」を見て育ったようです。

ケヤキの階段です。
登った先には瀟洒な洋室があります。

陸奥湾に抜けて、青森市へと南下します。
その途中で昼食にしました。
朝が早かったので、お腹が鳴っていました。
ここではマグロ、ホタテ、ウニの刺を頂きました。

東北1日目はまだまだ終わりません。
次に弘前に向かいます。途中、三内丸山古墳を通過してきました。
弘前城址です。

桜の季節はこのお濠が桜色に染まります。
今回は真夏なので、パッとしませんが。

弘前城です。
本来は少し離れた石垣の上に建っていましたが、
石垣の修復のために、移設されました。
石垣修復後は元の場所に戻るそうです。

弘前ねぷたは、8/1~8/7に開催されています。
夕方近くにあり、弘前城址公園に向かって、次々と台車が集まってきます。
小さいものは2~3人の人力で移動しています。

ねぷたを見ながら、「弘前天満宮」にお参りに行きます。
こちらでも御朱印を頂きました。

さて、この日の宿は、十和田湖畔にある旅館です。
弘前から1時間以上掛かったため、十和田湖は明日朝に訪れます。
豪勢な夕飯を頂いて、この日も早めに休みました。

秋田県から青森県を周遊し、また秋田に戻ってきました。
明日は岩手県入りです。
明日も長距離移動です。
つづく。



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