2019年11月23日土曜日

鮎 焼き干しの作り方 =乾燥編= 追記あり

最終の乾燥編です。
<乾燥>
焼き上げたら、干し網に入れて、2日間ほど干します。
今回は風のある乾燥した天気に恵まれて、良く乾燥しました。

まだ、この時点では完了ではありません。
2日目の夕方にサイズ分けして、ジップロック袋に詰めます。
今回は3袋に分けて入れました。

同じ状態の写真ですが、室内で撮影しました。

さて、ここから冷凍庫に入れます。
一度凍らせます。
よく言われる「フリーズドライ」を行います。

翌日の朝の状態です。
右の2袋にはほとんど霜は付いていませんが、
左の大きな鮎の袋には、霜(ビニールに薄氷)が付いています。
まだ水分が残っています。

この日の朝は天気が悪かったので、外に干す事はしなかったですが、
天気が良ければ、凍らせて、干してを2日間ほど繰り返します。

【11.25追記】
1日だけ良く晴れた日があったので、終日干しました。
第2回目の焼き干し作りは、これにて完了です。


そうすると鮎の水分がほとんど抜けます。
その後に真空ポンプを使って、数匹づつ真空パックします。
この状態になれば、常温保存で大丈夫ですが、
念のために冷凍庫で保存しています。
(数年前にカビで半分以上を捨てているので)
冷凍庫内で半年くらいは保存ができます。


別途、焼き干しの使い方を紹介するつもりですが、
1つ直ぐにできた使用法を紹介します。

今回使う鮎は小さい(13cmくらい)モノです。
ペットボトルのキャップは大きさの比較のために置きました。
カラカラに干せています。

この鮎をガラス瓶に入れます。
ギリギリですが、蓋が閉まるサイズです。
これをするには、これくらい小さい鮎が必要です。

そのビンに醤油を入れます。
鮎醤油(ネット通販では「あゆだし」と呼ばれているよう)です。
1週間程度で鮎のうまみが出た醤油になります。

乾燥は、やり過ぎる事はありません。
カラカラになるまで干してください。

鮎の焼き干しを使う時期になったら、使っているところを紹介します。

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