2010年7月19日月曜日

24時間リレーマラソン!?

各地で大雨の被害が出ていた7/16(金)の夜に三重県を出発していました。
この大会中には「梅雨明け」するかなくらいの予想だったのですが、
山梨県河口湖畔に到着(朝4時頃)した時は、富士山に雲ひとつありません。
雨も覚悟していたので、”晴れ男”の面目躍如と喜んでいました。
まだ、この時は・・・。

富士山の麓(川口湖畔)にある運動公園です。
この公園内の1.6kmコースと使っての24時間リレーマラソンが始まります。
全国から230チーム(2500人)が集まる賑やかな大会です。
私は初参加ですが、我々チームは10回目の参加で、
準備から運営まで素晴らしい連携で楽しい時間を共有できました。
最初に、ありがとうございました。

さて、今回写真を一杯貼り付けたので、1つ1つにコメントしていると、
大変なページになりそうなので、説明は簡単にします。
この雰囲気が伝わると良いのですが・・・。

メイン会場です。
早く着きすぎたので、まだゲートが開いていなくて、しばらく待ちます。
芝生のきれいなグラウンドです。
少し雲がありますが、きれいに見えたのは、朝夕だけです。
日中は雲が掛かり、ほとんど姿は見えなかったです。
自分たちの決められたエリアにテントやテーブルなど、
翌日の朝まで生活する準備を手分けして行います。
みんなは慣れているので、8時過ぎには準備完了です。
続々と他のチームのメンバーが集まってきて、
テント張りなど準備しています。

大会は、7/17(土)AM10:00スタート、7/18(日)AM10:00ゴールです。
その間に、6人~15人/チームのメンバーで途切れる事なく、
タスキを繋いで、何周走れるかを競います。
我々は楽しく走る会なので、決して無茶はしません。
真剣に優勝を狙っている大学陸上部や社会人愛好会などと
お遊びチームが混ざり合っての誰でも参加できる大会になっています。

スタートはちょっと圧巻です。
一度に230人が走る出すので、かなり危険です。
いよいよ、スタートです。
自転車は主催者側の先導者です。
救護を兼ねて、何台か絶えず走っています。
トップはおよそ100m競争のようなスピードです。
我らのトップの舟木さんが半分過ぎで登場です。わかりますか?
大会のルールはさっきの書いたように、簡単です。
1.6kmの周回コースをただひたすら走るだけです。
タスキ渡しはこの競技場の1箇所だけで、1周から何周でもOKです。
我々は、最初昼間の2回は3周、夕方から夜の2回は5周と決めました。
1周1.6kmを8~12分/周で走る(当然個人差あり)ので、
大体、昼間は3時間、夜は6時間くらい休める事になります。
1回目の4番手 桝田さんです。
大会前に足首を痛めたそうで、少し心配しました。
5番手の葛山さんです。
1回目なので、まだまだ余裕です。
私は6番手で走りました。1回目の3周はまずまずの走りです。
8番手(最後)の小林さんです。
スタート直後から、気温が急上昇して、大変暑い中を走る事になりました。
ここまですっきり晴れなくても良いのに・・・。
大会中にはいろいろとイベントがあります。
自分が走っていたり、食事中だったりと参加できない時が多いのですが、
夕方に行われた”ゆかたラン”の模様です。
恒例のようで、数十人の女性と女性らしき人?が浴衣で走っています。
但し、タスキがないとコースを走れないので、走っているのはバラバラです。
彼女が勝手に決めた「ミスゆかた」です。誰か知りませんが・・・。
夕方(19時頃)の富士山です。
左の方の登山道を光のスジが続いています。
朝まで光が途絶えなかったので、沢山の人が富士登山していたことでしょう。
夕方以降、朝までは大変良く晴れたので、ご来光も見られた事でしょう。

ところでこの運動公園の標高は、1038mです。
夜良く晴れるという事は、放射冷却でよく冷えるという事です。
日没から気温が下がり始め、3回目のPM10:00頃には肌寒いくらいでした。
4回目の翌日AM4:30頃は寒くて待っている間中、震えていました。
走り出せば汗が出るのですが、ストレッチしている時は辛かったです。

さて、夜も明けて、最後のランになってきます。
7番手の佐野さんの4回目(AM6:40頃)です。
カメラに気付いて”笑顔”ですが、もうこの時間でも気温が上がってきていて、
その上、疲れと寝不足でかなりフラフラです。
大会の正式名称のあるゴール地点です。
20時間53分と時計が表示しています。朝7時前です。
左の女性が司会者で、右の女性は、歌原奈緒さんと言って、
気象予報士の資格を持つタレントです。
テレビ朝日の「やじうまプラス」でお天気を担当しているそうです。
主催の〇ニカ〇ノルタ ランニングプロジェクトナビゲーターの縁で
今大会に参加したようでした。
最初の4回の割り振り(ノルマですが)を終えて、時間が余ったので、
更に1~2周走る事になりました。片付けやゴールする人などがあり、
早めに1周を終えて来ました。片付けを済ませて、ちょっとの間だけ、
会場周辺の撮影をしていました。
この写真は、結構気に入っている1枚です。
空と雲と富士山と芝生、そして色とりどりのテントが面白いですね!

コース紹介を少し・・・。
競技場を出た直ぐに、急な上り坂があります。
距離的には200mくらいと思いますが、疲れた身体にはきつい登りです。
その後は1000mくらいまでほぼ平坦です。
そして、最後に急な下り坂がやはり200mくらいあります。
登りは呼吸が辛いですが、下りは勝手に走ってくれるので、どうしても
ブレーキを掛けたような走りになり、足への負担が大きくなり、
疲れの主要因になります。下り坂は苦手です。
ここはリレーゾーンです。
次に走る人やチームの女子マネージャー
(ボードを持って、タイムを書き込んでいた)が陣取って、
チームメンバーが帰ってくると大声で激励していました。
まさしく”体育会系女子”です。
我がチームの最後のバトンの受け渡しです。
左側が3番手を走った最年長の岡本さん(左帽子)です。
アンカーは、スターターも担当した舟木さん(右長身)です。
受け渡しを失敗していたので、思わずシャッターを切ってしまいました。
あと5分を切った所です。
ゴール周辺は大変(異様)な雰囲気になっていました。
24時間の終了の瞬間です。
後ろの時計の”02”が見えますが、24:00:02になっています。
この後、お祭り騒ぎをしながら、各チームがゲートを通過していきました。
最後に、参加チームごとに記念撮影してくれます。
今回一緒に参加した8名です。
2番手の藤田さんの写真が無かったです。すみません。
全員がケガやアクシデントも無く、無事に完走できました。
素晴らしい仲間たちに感謝です。
走っている時は、「何でこんな苦しい思いをしてまで走るのか?」と
考えていますが、走り終わると、”また走りましょう!”なんて
言っている自分が不思議です。
確かに今回は『苦行』でしたが、楽しい2日間でした。

さすがに今日(翌日)は、全身筋肉痛(腕を振っているので上半身も)です。
明日は会社の階段を登るのが辛そうです。

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