この日は目的を持って川に入りました。
一つは「干物」を作るためです。
干物作りに適当な中型以上の鮎がターゲットです。
もう1つは「から揚げ」を食べる事です。
これは小さい鮎で大丈夫です。
先ず、写真に納めたのは、「アユカケ」です。
アユカケはここ数年よく見かける魚です。
この子は小さいアユカケです。それども黒い帯がはっきりしています。
川底のブロックに残る鮎の”食み跡”です。
この藻を食べて鮎は大きくなります。
流れの早い場所で捕まえた鮎です。
半分以上は直ぐに逃げてしまいます。
網に引っ掛かった鮎が辛うじて残ります。
こうして1匹1匹捕まえていきます。
この日の大きい鮎は18cm前後が主体です。
から揚げ用に捕まえた小さい(12~13cm)鮎です。
35匹ほど腹開きにして処理しました。
この日、から揚げにした鮎たちです。
小さいので頭からすべて食べられます。
「干物」は先ず塩水を作ります。
単なるボウルと水ですが、少しこだわりがあります。
一人で調理してたので、途中の写真はありません。
3時間ほどこの塩水に漬けてから外で干しました。
一晩と1日干して、完成です。
大きかった鮎も干すとひと回り小さくなります。
その分、旨みが凝縮されています。
なかなか上手に出来上がっています。
今日は天候が曇りだったので、半渇きといった出来栄えです。
直ぐに食べられなかったので、袋に入れて冷凍庫で保管します。
この日干物を食べると、他の魚の干物は食べられなくなります。
それくらいこの時期の鮎は美味しいです。
伝えらないので残念ですが・・・。
40年以上、実家の前を流れる川と共に生活してきました。子供の頃の公害での汚れから再生し、いろいろな生物が棲むに至った現状を記録に残そうと思い立ちました。心無い業者や乱獲による生態変化を防止する目的で、河川の名前、詳細な場所の掲載は控えさせていただきます。また、川の事故が多く発生しています。川へ小さな子供さんを連れて行かれる方は、自分が楽しむだけでなく、子供さんの監視もお忘れなく!
2016年9月12日月曜日
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