鮎をたくさん頂いて、どうしたら良いか悩む事はありませんか?
たぶん、普通にはまずあり得ませんね!!
今回は私が実行している保管方法を紹介します。
いろいろな人たちの言い所取りみたいな内容ですが・・・。
最初はこの週末の川の様子です。
先週の台風13号の影響はほとんどありませんでした。
線状降水帯による短時間降雨(9/8)の影響で、少し濁りが出ましたが、
週末にはほとんど元通りです。
次週は秋雨前線の影響で雨が降るのでしょうか?
少しはまとまった雨がほしいですね!
いつも入っている場所から下流に下った場所です。
この辺りは砂地が主流です。
右側1/3くらいは小石があります。
鮎はたくさん居ますが、全体的に小さい(10cm前後)です。
持っている網では捕まえられないので、見ているだけでした。
いつも入っている場所です。
ここは数年前の護岸工事で川底に四角いブロックが敷き詰められました。
この部分に鮎のエサになる藻が付いています。
たくさんの大きな鮎がいます。
流れが早いのと段差が多いので、この場所で捕まえるのは難易度が高いです。
この日に捕まえた大き目の鮎たちです。
この日は55匹ほど持ち帰りました。
(小さい鮎を同数以上リリースしていますが・・・)
1匹だけ20cm以上ありました。
流れの早い場所を泳いでいるので、身体がスリムです。
スーパーに並ぶ養殖鮎とは比べられませんね!
さて、ここから保管方法です。
捕まえた鮎は川から上がるまでは「舟」で活かしています。
川から車までは数分の距離なので、クーラーボックスに入れる時点では鮎は元気です。
クーラーボックスには、氷水(手を浸けるとしびれるくらい)+塩(海水より少し薄い)を
入れています。活きた鮎を氷水に入れて、一気に仮死させて持ち帰ります。
ここからは持ち帰ったのちにやる事です。
先ず、すべての鮎の糞を搾り出します。
写真を撮るので、片手でやっていますが、両手で素早く糞を搾り出します。
下のボウルには20匹くらい搾り出した糞が入っています。
1匹でかなりの量の糞を溜めているので、しっかり絞ります。
次に、鮎の冷凍保存の手順です。
個装用のビニールに冷水を入れます。
右の大き目の鮎は個装(2匹)にして、左の小さめの鮎は5匹づつ詰めます。
まだ鮎が小さいので、2匹/袋を入れていきます。
個装袋が曇っていますが、冷水(氷水)を入れているからです。
ボウルの中で空気を抜きながら引き上げます。
そうすると表面張力でピッタリと張り付いて空気が入らなくなります。
こうやって2匹づつパッキングしていきます。
本当は都度冷凍庫に入れますが、写真を撮るので2袋並べました。
この鮎は大体18cmクラスです。
それよりも小さい鮎はジップロック付きの袋に5匹づつ入れていきます。
袋の中の水の抜き方は同じ方法です。
匹数が多い分、どうしてもこちらの方が水分が多くなります。
こうやって冷凍庫で冷凍しています。
1ヶ月ほどは問題なく保存が可能です。
こうやって凍らせた鮎を会社やフィットネスに持っていって、友人に配っています。
最終的には、真子や白子を持った鮎をストックするので、これらの鮎はそれまでに配ります。
これから1ヶ月は捕まえて、ストックして、配っての繰り返しになります。
40年以上、実家の前を流れる川と共に生活してきました。子供の頃の公害での汚れから再生し、いろいろな生物が棲むに至った現状を記録に残そうと思い立ちました。心無い業者や乱獲による生態変化を防止する目的で、河川の名前、詳細な場所の掲載は控えさせていただきます。また、川の事故が多く発生しています。川へ小さな子供さんを連れて行かれる方は、自分が楽しむだけでなく、子供さんの監視もお忘れなく!
2016年9月11日日曜日
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