さて、前回 7合目まで登った所まで書きました。
7合目辺りはこんな感じです。低い潅木と熊笹が一面にあります。
ここまで来ると、登山道への大雨の影響はあまりありません
登っている裏道は、御在所岳の北側になります。なので、この標高まで来ると、至る所に「雪」が残っています。
つまり、気温が低いという事です。
その上、ガスが出てきて、ミゾレ混じりの雨が降ってきました。
天気予報で、午前中に寒冷前線が通りと言ってましたが、
”北陸より北で影響があるでしょう!”を信じたのですが、甘かったです。
ガスが出ると同時に強烈な西風(登っている方向)が吹いてきました。
ここまではそれなりに順調だったので、「国見峠」までは順調に来ました。
国見峠は、左に度在所岳、右に国見岳の分岐点がある峠なのです。
下界から稜線を見たときに、御在所岳の右で低く見える場所です。
【説明が下手ですみません】
さて、この状況から、体感温度が急激に下がった事がわかりますか?
そうです。すごく寒いのです。
時計を写した腕から長袖のシャツを着ているのがわかりますが、
ゴルファーが、半袖の下に着て有名になったアンダーシャツです。
その上に普通の半袖のTシャツを着ています。
ここまで休憩もそこそこに登ってきたので、汗だく状態です。
その上、登山道自体が雪に埋まった状態になってきました。
体温は下がるし、雪は不安定で急に膝くらいまで穴が開きます。
前の人が歩いたと思われる跡を慎重に歩きます。
なので、この時点では新たな汗をかくほどの運動量がありません。
こんな道が200mくらい続いたでしょうか?
急にアスファルトの道が現れました。
とりあえず頂上に続く道に到着です。一時はどうなるかと思いましたが、
何とか無事に辿り着いたといった感じです。
この場所が「9合目」になります。
御在所岳の標高1212mに到着したのが、10時7分です。
休憩用の場所を確保してからだったので、ほぼ1時間30分で登りました。
この時は手袋までしていますね。本当に震えていました。
写真を撮り直しました。登りの裏道からは見えないのですが、
ここまではロープウェーで登る事が出来ます。
今日もこの視界5m?の中で、3組ほどカップルが記念撮影してました。
ベンチに落ち着いて、先ずは着替えです。
一式の着替えを持って行ったので、上半身は3枚重ねにしました。
隣りに居た男2人組みは、建物の影でお湯を沸かしてカップラーメンを
食べて、「上手い」と感動の声を上げていました。
視界が悪いだけでなく、飛ばされそうな風も吹いています。
おにぎりを3つ食べて、お茶を飲んだら、少しは元気になりましたが、
長居する雰囲気では無かったです。30分弱の休憩で帰ることにしました。
ここまでの教訓「備えあれば憂い無し」です。
何があるかわからないので、一杯持って行って正解でした。
その2はここまでです。下山編は1回で終われるかな?
0 件のコメント:
コメントを投稿