2011年4月16日土曜日

御在所岳 登山記-2

さて、前回 7合目まで登った所まで書きました。
7合目辺りはこんな感じです。低い潅木と熊笹が一面にあります。
ここまで来ると、登山道への大雨の影響はあまりありません
登っている裏道は、御在所岳の北側になります。
なので、この標高まで来ると、至る所に「雪」が残っています。
つまり、気温が低いという事です。 
その上、ガスが出てきて、ミゾレ混じりの雨が降ってきました。
天気予報で、午前中に寒冷前線が通りと言ってましたが、
”北陸より北で影響があるでしょう!”を信じたのですが、甘かったです。
ガスが出ると同時に強烈な西風(登っている方向)が吹いてきました。 
ここまではそれなりに順調だったので、「国見峠」までは順調に来ました。
国見峠は、左に度在所岳、右に国見岳の分岐点がある峠なのです。
下界から稜線を見たときに、御在所岳の右で低く見える場所です。
【説明が下手ですみません】 
さて、この状況から、体感温度が急激に下がった事がわかりますか? 
そうです。すごく寒いのです。
時計を写した腕から長袖のシャツを着ているのがわかりますが、
ゴルファーが、半袖の下に着て有名になったアンダーシャツです。
その上に普通の半袖のTシャツを着ています。
ここまで休憩もそこそこに登ってきたので、汗だく状態です。
その上、登山道自体が雪に埋まった状態になってきました。
体温は下がるし、雪は不安定で急に膝くらいまで穴が開きます。
前の人が歩いたと思われる跡を慎重に歩きます。
なので、この時点では新たな汗をかくほどの運動量がありません。
こんな道が200mくらい続いたでしょうか? 
急にアスファルトの道が現れました。
とりあえず頂上に続く道に到着です。一時はどうなるかと思いましたが、
何とか無事に辿り着いたといった感じです。
この場所が「9合目」になります。 
御在所岳の標高1212mに到着したのが、10時7分です。
休憩用の場所を確保してからだったので、ほぼ1時間30分で登りました。
この時は手袋までしていますね。本当に震えていました。 
写真を撮り直しました。登りの裏道からは見えないのですが、
ここまではロープウェーで登る事が出来ます。
今日もこの視界5m?の中で、3組ほどカップルが記念撮影してました。 
ベンチに落ち着いて、先ずは着替えです。
一式の着替えを持って行ったので、上半身は3枚重ねにしました。
隣りに居た男2人組みは、建物の影でお湯を沸かしてカップラーメンを
食べて、「上手い」と感動の声を上げていました。
視界が悪いだけでなく、飛ばされそうな風も吹いています。
おにぎりを3つ食べて、お茶を飲んだら、少しは元気になりましたが、
長居する雰囲気では無かったです。30分弱の休憩で帰ることにしました。
ここまでの教訓「備えあれば憂い無し」です。
何があるかわからないので、一杯持って行って正解でした。
その2はここまでです。下山編は1回で終われるかな?

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