「もしドラ」の前振りをしておきましたが、この本を知っていますか?
私は昨年の夏くらいから知っていましたが、
まさか本当に読む事になるとは、思っていませんでした。
それにこの表紙は、少女マンガ風ですよね!
実は読後に知ったのですが、この本の作者は「AKB48」のプロデュースに
携わっていた事があるそうです。この本の登場人物(女性)は、
「AKB48」のメンバーをイメージして書いたとあとがきにありました。
別に「AKB48」のファンではありません(別に嫌いでもありません)が、
今回この本がNHKアニメや映画になると聞いて読んでみる事にしました。
この本の正式な題名を知っていますか?
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」です。さてここで、まずドラッガーとは誰か?です。
1909年オーストリア生まれの「経済学の父」と言われている人です。
『マネジメント』はその彼が63歳の時に書いた「組織経営」の本です。
つまり、この表紙からは想像も出来ないような”お堅い”本です。
作者は、その難解な本を高校野球の女子マネージャーが読んだらどうなるか?と考えて、この本を書いたと言っています。そしてこの小説が生まれました。
ドラッガーの『マネジメント』のエッセンスを取り出した解説書とも取れますが、
小説としても立派になり立っています。
この本の最後は、涙なくして読めない話です。最近、歳のせいか”涙腺”が
ゆるくなっているのかわかりませんが、ちょっぴり泣いてしまいました。
そして、260ページ程の本を昼休み30分 X 4日間で読み終えました。
ドラッガーもマネジメントも何も知らなくても読めます。
是非、感動を味わってみませんか!
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