以前にも少し書きましたが、読む本は好きな作家に偏りがあります。
機会があれば、読んだ事のない作家の作品を読んでみたいと思っています。
1月末頃でしょうが、息子の要望で少し離れた大きな本屋に行きました。
その時に”映画化”を前面に出して、宣伝している本がありました。
たぶん、これまでならば手に取ることはなかったのですが、
その宣伝ビデオが意外と面白そうな内容でした。
”あの秀吉が落とせなかった城”と言っていたと思います。
秀吉といえば、備中高松城の水攻めは、あまりに有名です。
(私は理系ですが、歴女なる流行の前から日本史は大好きです)
その秀吉が”落とせなかった城?”に引っ掛かって、
手に取ったのが、写真左側の「のぼうの城」です。
鬱陶しいので、写真を撮るのに帯封は取ってしまいました。
”のぼう”とは、”でくのぼう” の ”のぼう” です。
でくのぼう とは、役に立たない、気の利かないといった意味でしょうか?
「のぼう様」と領民に親しまれている何をやっても上手くできない
城主の甥?が城代となって、城を守るお話しです。
城を攻める総大将は、秀吉から全権を与えられた石田三成です。
それだけでもワクワクする設定です。
史実に基づいてはいますが、実に軽妙なタッチで描かれています。
ぜひ、お勧めの一冊です。ちなみに映画は、9月公開です。
もう一冊は、地元三重県のお話しです。本のタイトル「忍びの国」からもわかるように、忍者ものです。
織田信長の次男信雄の伊賀侵攻戦がメインのお話しです。
信雄の伊賀攻めは失敗に終わるのですが、その2年後に信長自身が
伊賀を滅ぼす事になります。第二次天正伊賀の乱(1581年)です。
この本もいっきに読んでしまいました。
これから暖かくなって、外に出る機会が増えるので、本を読む時間が
なかなか取れなくなりますが、少しずつでも新しい本に挑戦していきます。
今、「もしドラ」を読んでいます。誰だ!ミーハーと言ったのは・・・。
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