ウナギ筒の手入れをしていました。
次回に備えての改良も兼ねてですが・・・。
さて、雨が降り出しても良いように、カーポートで作業していました。
時々、納屋へ道具を取りに行っていました。
そしたら、プランターのビオトープの上で、動く物体に気付きました。
写真は少し前後していますが、先ずは全体的な位置関係がわかるように
本来は、3枚目の写真を1枚目に持ってきました。
プランターの上の網は、鳥や動物から中の生き物を守るためです。
その網の押さえに、レンガを使っています。
最初はレンガの上で発見しました。
このヤゴの抜け殻の上にトンボくんが止まっていました。
家の中へカメラを取りに行って、戻ってみると既にトンボくんがいません。
トンボ君はレンガの上を歩いていました。
よく見る羽化の姿は、棒みたいなものにつかまっているのを思い出して、
庭木の枝を体の前に出してあげたら、その枝につかまりました。
それが1枚目の写真になります。枝は水中の睡蓮の鉢に挿しました。
元々、ヤゴが登れるようにと、枝を何本か立ててあったのですが、
この子はわからなかったのでしょう!
早い時簡に見つけられて良かったです。
枝につかまっている手足はまだ不安定です。
私がトンボの羽化を実際に見るのは、小学生の低学年以来なので、
この状態で縮んだ羽根がちゃんと開くのか心配でした。
1枚目の写真を撮ったのが、14:25です。
トンボとしては、あまりに中途半端な時間に羽化した事になります。
大体、夜中~早朝に羽化し、朝日で羽根を乾かして飛んで行く筈です。
少しずつ羽根が伸びているのがわかりますか?
この時、15:30です。1時間でやっとここまできました。
かなり始めの頃から、家にいた息子と一緒に見ていました。
息子は初めての経験のようで、ずーっと17時過ぎまで見ていました。
私はその他にやる事があったので、時々様子を見ては撮影していました。
少し羽根が開いてきましたが、まだ全体的に緑色がかった感じです。
まだこの段階では、何トンボか不明でした。
先ず、羽根が伸びきります。
トンボのお腹なのか?しっぽなのか?は、まだ、トンボらしくありません。
しばらくすると、その部分が急に伸びて、細くなっていきます。
少し力強さも出てきました。この時、15:55です。
トンボらしくなり、やっと飛ぶ事ができるだろうと確信できました。
オシリから水が出ていますが、羽化の最後に水を出す事を、
息子はなぜか知っていました。昔、本で読んだのでしょう!
私が見た最後の姿です。外は暗くなり出した時刻です。17:22です。
ちょうどこの時はかなりの雨が降り出していて、明日までいるかなと
思っていたのですが、その後に息子が見た時はいなかったようです。
無事に飛び立ったと思います。この時はフラッシュを焚いています。
約2時間の短い時間でしたが、息子と2人で心配してしまいました。
この上の写真から、このトンボが「ヤマサナエ」という名前とわかりました。
胸の所が黄色で黒の帯が入っているのが特徴です。
まだ、沢山のヤゴがいるので、のぼり棒の数を増やす事にします。
あと何匹、トンボが羽化するのかも今後の楽しみの1つになりました。
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