今回は「焼き」です。
この回は”焼き干し”に限った焼きではありません。
鮎を塩焼きにする時もこの手順でやっています。
焼き時間が違うだけです。
<焼き>
先ず、炭の紹介です。
最近、新しい炭を購入しました。
「オガ炭」と呼ばれる加工した炭です。
少し抵抗があったのですが、
”火持ちが良い””煙や臭いが少ない”の謳い文句に釣られました。
10㎏入りが2箱で3500円程度です。
ポイントがあったので、実際には100円で購入しましたが。
30cmほどの長さがあるので、前以て数cmの大きさに割ってあります。
この缶は炭消し壷と使っています。
炭に火を付けます。
以前に作った炭熾し器を使います。
下部に松ぼっくりや竹の端材、枝などを入れて、着火剤とします。
最下部に新聞紙を置いて着火します。
15分間ほど放置すると炭全体に火が回ります。
鮎焼き器2号機です。
砂は毎回掃除をするので、きれいな状態です。
中央の網筒の底には、小石を入れています。
砂を詰めるとかなりの重量になるので、移動を考えて台車を設置しています。
キャスターを6個付けたので、スムーズに動いてくれます。
カバーです。
基本はアルミ(箔、薄板、テープ)で作っています。
下部の穴は空気取り入れ口です。大きさは現在検証中です。
カバーの蓋です。
カバー、蓋の使い方、使う意味は後ほど説明します。
さて、炭に火がつきました。
網筒に丁寧に並べていきます。
この日は強風だったので、最初からカバーを設置しています。
炭に少し黒い部分が残っていますが、直ぐに火が回るので問題ありません。
ここで鮎が登場します。
鮎の串打ちは慌てていたので、写真を撮り忘れました。
最終的な保存(次回紹介)を考えて、出来るだけ真直ぐに刺しています。
肝心の焼きですが、最初は近火で焼いていきます。
焦がさないように気を付けながら、4面?を回転させて焼きます。
前後になっている部分がありますが、入替えながら焼いていきます。
全体的に焼き目が付いてきたら、焼きはほぼ終了です。
この日は約1時間ほど焼きました。
(炭が足りなかったので、追加しています)
この後は余分な水分を飛ばす乾燥工程になります。
この鮎焼き器は長方形なので、鮎を左右に避難させて蓋をします。
そうするとカバー内部が高温に保たれて、カラッと焼き上がります。
内部を高温にするために、カバーと蓋が必要なのです。
カバーにも穴をあけましたが、良し悪しは現在不明です。
密閉すると酸欠で炭が消えます。上部はもう少し閉めても良さそうです。
今回は焼きの後に1時間30分ほど、この状態で放置しました。
慎重に串を抜くと、小さい鮎は既にカリカリの状態です。
ここから更に干し網に入れて干していきます。
「干し」は干し網だけではないです。
長期保存するために、それ以外にも乾燥の方法があります。
次回は「干し+保管方法」を紹介します。
40年以上、実家の前を流れる川と共に生活してきました。子供の頃の公害での汚れから再生し、いろいろな生物が棲むに至った現状を記録に残そうと思い立ちました。心無い業者や乱獲による生態変化を防止する目的で、河川の名前、詳細な場所の掲載は控えさせていただきます。また、川の事故が多く発生しています。川へ小さな子供さんを連れて行かれる方は、自分が楽しむだけでなく、子供さんの監視もお忘れなく!
2019年11月20日水曜日
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