今年の鮎漁も残り3週間ほどです。
この日、今年初めての場所に入りました。
実家に向かう時にいつも見ている場所ですが、妙に川の形(流れ)が気になって、
少しの時間のつもりで入りました。
今回入った場所は、大きな淵(写真の場所)と前後の少し急な瀬です。
この淵は以前(5年以上前)はたくさん鮎が居た場所ですが、
護岸工事などであまり鮎のいない場所になっていました。
それがこの冬の工事(いつも何処かで川の工事をしている)で際に、
私いや鮎にとって良い工事の終わり方(説明は難しいので省略)をしてくれました。
それが下の写真のような、横に広い緩やかな淵です。
川底は小石です。
こんな場所はなかなかありません。
なぜならば、鮎の産卵場所に最適なのです。
早速、鮎が網に入ります。
20cmを超えるサイズはいませんが、18cm前後の立派なメスです。
この日の狙いは、このサイズの鮎をたくさん捕まえることです。
川で捕まえた時は、婚姻色は気にならなかったです。
でも、よく見ると少し黒っぽくなっているように見えます。
この鮎の大きめのメスです。
この日はこのサイズの鮎がたくさんいました。捕れました。
上の写真と同じ鮎ではありません。
同時に2匹入った(上の写真の鮎はタモの中に見えます)ので、連続写真的に!
実は、後からわかった事ですが、この場所にブルドーザーの工事跡が残っています。
50mほど川底が凸凹になっていて、その深みにたくさんの鮎が潜んでいます。
その場所で鮎漁師さんが鮎を捕まえています。
この方は、投網(大きな網)と刺網の両刀使いでした。
最初に話しただけなので、結果は知りませんが・・・。
私の網では深みでは勝負できないので、早々と浅い場所に移動します。
(網が軽いので、おもりが沈む間に鮎が逃げてしまう)
浅瀬の障害物の近くで、良型が入ります。
少し数も稼げたので、余裕が出てきて、水中写真を撮っています。
完全に袋に入ったことを確かめてから、引き寄せています。
普通は投げたままで取り込んでいますが、この時は写真映えを考えて!
鮎の眼が悲しそう?
鮎は可愛い(半目を閉じたような)目をしています。
右の鮎もしっかり袋部分に入っています。
鮎は観念すると暴れずに静かにしています。
なかなか鮎を上から写した写真が少ないです。
鮎の背中には黒い線が入って見えます。
これが他の魚との違い・見分け方です。
泳いでいる鮎のこの線が見えるたら一人前の漁師です??
この日の成績です。
特別大きな鮎はいませんが、サイズが揃っています。
クーラーボックスの底が見えないくらい捕まえたのは、今年初めてかもです。
車を停めた場所からの川の様子です。右が上流です。
この日入った広い淵は、左岸(手前側)なので上手に撮れませんでした。
この場所はその淵から下流に下った場所です。
こんな小さな川で鮎を捕まえている訳です。
川幅はそれなりにありますが、水が流れている部分はせいぜい15mほどです。
この写真の場所でも10匹以上を捕まえました。
先ず、大きそうな鮎のサイズを測定します。
この測長器(2号機)をすっかり気に入ってしまいました。
19.5cmくらいでしょうか?この日一番の鮎(メス)です。
体色は真夏に比べると黒ずんでいます。
メスはあまり婚姻色がでませんが、まだ産卵までには少し時間が掛かりそうです。
この鮎は追い星(黄色い斑点)がきれいに出ています。
サイズは18cmですが、一番丸丸していたメス鮎です。
こちらは17cm以上ありそうな(基本メス)鮎です。
この鮎は個装して冷凍庫にストックします。
こちらは小さい(17cm未満)のメスとサイズバラバラのオスです。
メスは6匹ずつ袋詰めしました。
オスはまだサビが少ないですが、焼き干し用に確保しました。
産卵していないので、十分に塩焼きOKですが。
この日の鮎で冷凍庫が一杯になりました。
まだ氷を作っているスペースは残っていますが、もう何十匹も入る場所がありません。
そろそろ一回目の大放出をしないといけませんね!
今週中は難しいので、次週、友人に配ります。
私の顔を見たら、声を掛けてもらえると優先的にもらえるかも?です。
漁期後半に入って、鮎がたくさんいる場所を見つけました。
今日明日雨が降りそうですが、週末には影響は少ないでしょう。
次週は3連休なので、体調を整えて鮎漁に挑むことにします。
25cmを超える大鮎が居ないのが残念ですが・・・。
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