2017年10月2日月曜日

鮎漁 久しぶりの大漁!!

10月に入りました。
今年の鮎漁も残り3週間ほどです。

この日、今年初めての場所に入りました。
実家に向かう時にいつも見ている場所ですが、妙に川の形(流れ)が気になって、
少しの時間のつもりで入りました。

今回入った場所は、大きな淵(写真の場所)と前後の少し急な瀬です。
この淵は以前(5年以上前)はたくさん鮎が居た場所ですが、
護岸工事などであまり鮎のいない場所になっていました。
それがこの冬の工事(いつも何処かで川の工事をしている)で際に、
私いや鮎にとって良い工事の終わり方(説明は難しいので省略)をしてくれました。
それが下の写真のような、横に広い緩やかな淵です。

川底は小石です。
こんな場所はなかなかありません。
なぜならば、鮎の産卵場所に最適なのです。

早速、鮎が網に入ります。
20cmを超えるサイズはいませんが、18cm前後の立派なメスです。
この日の狙いは、このサイズの鮎をたくさん捕まえることです。


この鮎はオスっぽいですね!
川で捕まえた時は、婚姻色は気にならなかったです。
でも、よく見ると少し黒っぽくなっているように見えます。

この鮎の大きめのメスです。
この日はこのサイズの鮎がたくさんいました。捕れました。

上の写真と同じ鮎ではありません。
同時に2匹入った(上の写真の鮎はタモの中に見えます)ので、連続写真的に!

実は、後からわかった事ですが、この場所にブルドーザーの工事跡が残っています。
50mほど川底が凸凹になっていて、その深みにたくさんの鮎が潜んでいます。
その場所で鮎漁師さんが鮎を捕まえています。
この方は、投網(大きな網)と刺網の両刀使いでした。
最初に話しただけなので、結果は知りませんが・・・。

私の網では深みでは勝負できないので、早々と浅い場所に移動します。
(網が軽いので、おもりが沈む間に鮎が逃げてしまう)
浅瀬の障害物の近くで、良型が入ります。
少し数も稼げたので、余裕が出てきて、水中写真を撮っています。
完全に袋に入ったことを確かめてから、引き寄せています。
普通は投げたままで取り込んでいますが、この時は写真映えを考えて!

鮎の眼が悲しそう?
鮎は可愛い(半目を閉じたような)目をしています。

右の鮎もしっかり袋部分に入っています。
鮎は観念すると暴れずに静かにしています。
なかなか鮎を上から写した写真が少ないです。
鮎の背中には黒い線が入って見えます。
これが他の魚との違い・見分け方です。
泳いでいる鮎のこの線が見えるたら一人前の漁師です??

この日の成績です。
特別大きな鮎はいませんが、サイズが揃っています。
クーラーボックスの底が見えないくらい捕まえたのは、今年初めてかもです。

車を停めた場所からの川の様子です。右が上流です。
この日入った広い淵は、左岸(手前側)なので上手に撮れませんでした。
この場所はその淵から下流に下った場所です。
こんな小さな川で鮎を捕まえている訳です。
川幅はそれなりにありますが、水が流れている部分はせいぜい15mほどです。
この写真の場所でも10匹以上を捕まえました。


さて、自家に帰って処理します。
先ず、大きそうな鮎のサイズを測定します。
この測長器(2号機)をすっかり気に入ってしまいました。
19.5cmくらいでしょうか?この日一番の鮎(メス)です。
体色は真夏に比べると黒ずんでいます。
メスはあまり婚姻色がでませんが、まだ産卵までには少し時間が掛かりそうです。


こちらも19.0cmほどの鮎(メス)です。
この鮎は追い星(黄色い斑点)がきれいに出ています。

サイズは18cmですが、一番丸丸していたメス鮎です。

こちらは17cm以上ありそうな(基本メス)鮎です。
この鮎は個装して冷凍庫にストックします。

こちらは小さい(17cm未満)のメスとサイズバラバラのオスです。 
メスは6匹ずつ袋詰めしました。
オスはまだサビが少ないですが、焼き干し用に確保しました。
産卵していないので、十分に塩焼きOKですが。

この日の鮎で冷凍庫が一杯になりました。
まだ氷を作っているスペースは残っていますが、もう何十匹も入る場所がありません。
そろそろ一回目の大放出をしないといけませんね!
今週中は難しいので、次週、友人に配ります。
私の顔を見たら、声を掛けてもらえると優先的にもらえるかも?です。

漁期後半に入って、鮎がたくさんいる場所を見つけました。
今日明日雨が降りそうですが、週末には影響は少ないでしょう。
次週は3連休なので、体調を整えて鮎漁に挑むことにします。

25cmを超える大鮎が居ないのが残念ですが・・・。

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