鮎の干物作りを写真付きで紹介したと思います。
先ず、鮎を数匹(最低)調達するところからは始めてください。
私はこの日捕まえた80匹ほどの鮎の一部を使います。
大きさ19cm~21cmくらいの鮎を25匹選んで、干物を作ります。
さて、干物の作り方です。
先ず、良く切れる包丁を用意します。
この包丁は25年以上(独身時代)から使っています。
何度も砥いでいて、今Bestの状態にしてあります。
頭の後ろから包丁を入れます。
背骨の上側に入れて、内臓を囲っている骨を切っていきます。
内臓部分を切ったところです。
包丁の先端が腹側(写真の上側)に出ない様にします。
この後は尾ヒレの手前まで切っていきます。
背から切ったところです。
内臓が見えています。内臓を傷つけると血や汚れが出ます。
包丁の先端で骨を切る感じです。
包丁の柄を付け替えたので、新品みたいに見えますが。
次に頭を半分に切り(割り)ます。
ちょっと可愛そうですが、出来上がりの美しさを考えると仕方ありません。
包丁の先端ではなく、先端から2cmほど内側でテコを使って一気に切ります。
背開きができました。
内臓から尾ヒレまでは1回でちゃんと切れないので、後から皮1枚まで切り込みます。
内臓を手で取り除きます。
上の写真とあまり変化ありませんが・・・。
内臓を入れるビニール袋を準備しておくと便利です。
その後、水で内臓を綺麗に洗います。
歯ブラシがあると楽にできます。
この日は手で洗いました。
エラを取り除くのが干物作りの大切な工程です。
これは慣れるしかないかと思います。
ひっくり返すと鮎の背開きになっています。
この状態で下準備は完了です。
残りの鮎もこの姿にします。
塩水に漬け込みます。
塩分の濃度、追加で加えるモノ(日本酒とか)は自分の好みで調整します。
私は少し濃い目の塩と○○、○○、日本酒を少々加えています。
ボウルが小さかったので、最終的に溢れる寸前です。
全部で25匹ですが、鮎が大きかったので・・・。
仕方ないので、表面にキッチンペーパーを敷いてみました。
この状態で約1時間漬け込みました。
別の事(また秋刀魚を炭で焼いていました)をしていたら、
想定よりも長くなってしまいました。
鮎が大きく、身も厚いので、大丈夫でしょう。
キッチンペーパーで水分をふき取ってから、干し網に並べます。
この日は台風の影響で乾いた北風が強めに吹いています。
寝る前まで3時間ほど外で乾燥しました。
この日はなかなか上手にできました。
乾燥しすぎないように明日は干したいと思います。
少しは参考になったでしょうか?
20cm前後の鮎を調達するところから開始なので、
かなりハードルが高いと思いますが・・・。
40年以上、実家の前を流れる川と共に生活してきました。子供の頃の公害での汚れから再生し、いろいろな生物が棲むに至った現状を記録に残そうと思い立ちました。心無い業者や乱獲による生態変化を防止する目的で、河川の名前、詳細な場所の掲載は控えさせていただきます。また、川の事故が多く発生しています。川へ小さな子供さんを連れて行かれる方は、自分が楽しむだけでなく、子供さんの監視もお忘れなく!
2017年9月2日土曜日
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