2日目(日曜日)です。
前日、頑張り過ぎたので、身体中が筋肉痛になっています。
今日はあまりガンバレないかも・・・。
この日の1カ所目(通算4カ所目)が中鮎1匹と惨敗でした。
写真すら撮らずに終了です。
この場所は上流部ですが、2回続けて1匹のみです。
鮎がいません。
昨年は最終日に川一面(数千匹?)の鮎がいたのですが、
今年は勝手が違うみたいですね!
2カ所目(5カ所目)です。
結果から言うと、この場所も残念な結果でした。
この場所はこれまで水量が多くて、一度も網を投げてない場所です。
黒く見える場所(上流に連続)に大きな石やブロックがあります。
網が引っ掛かるので、避けたい場所ですが、
こんな場所に大きな鮎が潜んでいるので仕方ありません。
引っ掛かって破れないように注意しながら、網を回収します。
20cmオーバーの鮎が潜んでいました。
この付近で10匹ほど捕まえましたが、そこから上流は鮎がいません。
(鮎が入らない=鮎がいない と言っているだけですが)
今年の傾向は、10月上旬から上流部に鮎がいなくなったことです。
早めに川下り(落ち鮎のこと)したようです。
この2日間(土日)に予定していた場所にはすべて入りました。
このままでは消化不良なので、昨日の場所に再び入ります。
一面に小石が広がった緩やかな流れのある淵です。
冬の砂取りでできた場所(流れ)です。
前日よりも天候が回復した事が大きかったです。
太陽が顔を出してくれたので、鮎が良く見えます。
昨日はあまり捕まえられなかった場所ですが、
この日は面白いように網に入ります。
(鮎が見えると断然やる気になる性格です。大きな鮎がいれば尚更です)
20cm超えの鮎が連続で入ります。
この時期はこのような川底を好むみたいです。
産卵場所になる条件を持っているようですね!
鮎を見つけて、網を投げて、写真のように入ると止められません。
たくさんの鮎がいるので、散り散りに逃げるまでの時間は捕り放題です。
この場所もそうですが、あまり他人がやらない方法?で捕まえています。
というか、この方法でないと捕まえられないように思っています。
独特の方法なので、真似をするのは難しいというよりムリな気がします。
鮎の特性(性格?)を上手に用いた漁法と思っています。
思わせぶりで何の事かわかりませんね!!
20cmクラスの鮎が次々に入ります。
太陽を背にしていると、日光のギラギラが気にならないので、
目の前を泳いでいく鮎が良く見えます。
特に大きな鮎は黒い影が動くので見つけやすいです。
こんな浅瀬にも大きな鮎はいます。
わかり辛いですが、中央に20cmオーバーがいます。
最初は深みに潜んでいますが、深みを歩くと浅瀬へと出てきます。
川幅は広いので、全体をなかなかカバーできないのですが、
浅瀬に出た鮎の動き(特性)を経験から知っているので、
その後に浅瀬で捕まえることができています。
この日、最後の川での写真です。
大人しくしている鮎も掴みに行くと、また暴れます。
大きい鮎は暴れ方も激しいので、鮎を掴むのも楽しみの1つになります。
過去に友人(特に女性)がキャーキャー言いながら掴んでいました。
最近は一人が多いので、静かに漁をしていますが・・・。
この日はトータル4時間半ほど川に入っていました。
ヘトヘトですが、最後に鮎の処理が残っています。
前日も書きましたが、先ず、オスとメスに分けています。
こちらはこの日のメスになります。
17匹~18匹でしょうか? 容器の中は氷水が入っています。
こちらがオスになります。
オスは20匹ほどいました。
特にサビ色の激しい鮎を選んで写真撮影してみました。
これらの鮎は「焼き干し」用の鮎となります。
(作り方は昨年11月12月の記事を参照ください)
「焼き干し」は、お正月のお雑煮やおでん、お鍋などの出汁に使います。
上品で癖のない美味しい出汁となります。
「焼き干し」作りは、11月後半以降に行うので、
しばらくは冷凍庫で眠っていてもらいます。
24.0cm近いオスの鮎です。
お腹が凹んでいるので、産卵がほぼ終了しているかもしれません。
この鮎も焼き干しになると思います。
こちらは24.5cmのオス鮎です。
この日で一番大きな鮎です。
サビ色(黒っぽくなる)は進んでいますが、お腹にはまだ張りがあります。
捕まえる時に大暴れしてくれた鮎です。
この鮎はまた塩焼きなどになるので、後ほど友人に配ります。
こちらはメス鮎です。
下は23.0cmあります。(上は21.0cmくらいだったと思います)
メスはサビ色が出にくいですが、上下を比べると、下の鮎は黒っぽく見えます。
これらの大きなメス鮎は、お正月用に甘露煮や塩焼きにして楽しみます。
保管した数が多いので、ほとんどは友人に配るのですが。
この日捕まえた鮎はすべて実家の冷凍庫で冷凍保存しました。
これで冷凍庫の2/3ほどが埋まりました。
大体、例年並み(すこし少ない)のストック量になってきました。
だんだん気温が低くなり、鮎シーズンの終わりが見えてきました。
1年魚の鮎は産卵が終わるとすべてサビ鮎(今年中に死んでしまう)になるため、
寒さに耐えても、いつまでも捕まえられる訳ではありません。
気温よりも水温の方が変化が緩やかですが、
水量が少ないので、大きな川よりは早く水温が下がります。
この川では10月末頃までが漁期となります。
上に書いた「焼き干し」用の鮎は、
11月初め頃に捕まえるのが良いかのしれませんが。
寒くて川に入っていられなくなる。
という訳で、今年もあと1回~2回の川行で今年の鮎漁は終了です。
寂しい気もしますが、十分に満足できたシーズンだったので、
気持ちよく終了したいと思います。
でも、今週末はまだ川に入りますよ。
40年以上、実家の前を流れる川と共に生活してきました。子供の頃の公害での汚れから再生し、いろいろな生物が棲むに至った現状を記録に残そうと思い立ちました。心無い業者や乱獲による生態変化を防止する目的で、河川の名前、詳細な場所の掲載は控えさせていただきます。また、川の事故が多く発生しています。川へ小さな子供さんを連れて行かれる方は、自分が楽しむだけでなく、子供さんの監視もお忘れなく!
2018年10月17日水曜日
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