前回に引き続き、20cm超の鮎を求めてやってきました。
前夜に雨が降った影響で、川の水は少し濁っています。
水量は多くありません。
この川は流域が狭いので、直ぐに増水する反面、直ぐに減ります。
例年、9月、10月しか入りませんが、毎年大きな変化のない川です。
手前に見える階段から川に入ります。
写真は下流方向(右手奥に煙を吐く煙突)です。
河口から5kmくらいでしょうか?
なので、海の魚(ボラやセイゴ、ハゼなど)もいます。
最初に入った鮎です。
網の途中でエラが引っ掛かっています。
雨が降ったので、ごみ(枝や葉っぱなど)が多いです。
毎年たくさんいる場所に今年も群れていました。
一度に10匹以上入りました。
手に載せている鮎は20cmオーバーの大きさです。
同じ写真ですが、18cm~21cm程度のまとまった大きさの鮎です。
手の下にもいるので、12匹は確認できました。
同じ場所で20cmオーバーをもう1匹捕まえました。
網(袋)に入った鮎です。
身体に網が食い込んでいます。
このまま持ち上げて、タモを下に入れて取り込みます。
水中の写真ですが、やはり濁っているので、上手に写りません。
この鮎も網の袋に入っています。
少し深みの溜り水の投げると、”大漁”です。
しかし、この魚はすべて「オイカワ」(当地ではシラハエ)です。
この日は大きな鮎狙いなので、いつもよりも目の大きい網を持っています。
小さな魚は抜けていくので、大きなオイカワだけが残っています。
15cm前後の丸々と太ったメスばかりです。
(オスはもっと流れの速い場所に居る)
網から取り除くのが大変です。
さて、この日1時間半ほどの成績です。
鮎は20匹ほどいます。
シラハエが4匹入っています。いつものカメちゃんズの食事用です。
クーラーボックスに入れた時はほとんど元気に泳いでいますが、
水を氷でキンキンに冷やしているので、直ぐに仮死状態になります。
自宅に帰って、測定します。
1年ぶりに体長測定器の登場です。
この鮎で、20.0cmあります。
尻ヒレの形から、この鮎はメスとわかります。
この鮎も20.0cmを少し超えています。
こちらは見えづらいですが、オスのようです。
鮎が大きいので、20匹でもボウルからはみ出しそうになります。
この日は、帰宅後に別の事(畑仕事)をしていたら遅くなりました。
炭を熾して、塩焼きにしたかったのですが、断念しました。
適当に8匹(4人家族なので、一人2匹ずつのつもりで)を調理します。
(残りの12匹は個装袋に入れて、冷凍しました)
多分、会社の同僚に配ると思います。
今回は簡単美味しいと評判の「赤煮」です。
簡単に言えば、鮎の煮魚ですね!
たっぷり自家製の梅酒と日本酒、みりんを入れて弱火で煮ます。
(実家母の流儀で、水は入れません)
型崩れするので、鮎はひっくり返したりしません。
数分煮込んだら、醤油少々、砂糖、自宅庭の実山椒を入れます。
調理用シートを丸く切り取って、落とし蓋にします。
最弱火で更に数分間煮込んでいきます。
出来上がりです。
本当は一晩置くと味がしみ込んで美味しくなるのですが、
出来たてを味わいたくて、1匹づつ食べました。
(写真は残った4匹です。明日の夕飯で頂きます)
塩焼きほど鮎の風味はきつくないですが、
優しい鮎の味が個人的には好みです。
今年はほとんど(例年の3分の1ほども)川に入れていません。
気が付いたら、漁期は残り1か月と終盤になっています。
週末は水量が多くて入れていない場所が何カ所かあります。
そこに大きな鮎がいると信じて、残りの鮎漁を楽しみたいと思います。
これからだんだんと気温(水温)が下がるので、体力的に厳しい時期になります。
今年は暑かったので、10月初めくらいまでは大丈夫でしょうか?
40年以上、実家の前を流れる川と共に生活してきました。子供の頃の公害での汚れから再生し、いろいろな生物が棲むに至った現状を記録に残そうと思い立ちました。心無い業者や乱獲による生態変化を防止する目的で、河川の名前、詳細な場所の掲載は控えさせていただきます。また、川の事故が多く発生しています。川へ小さな子供さんを連れて行かれる方は、自分が楽しむだけでなく、子供さんの監視もお忘れなく!
2018年9月17日月曜日
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