先週末から適度に雨が降っています。
浅い場所では川底の石がはっきり見える透明度です。
こんな場所には小さい鮎しか居ないのですが・・・。
セイゴが網に入りました。
海が近いので仕方ありませんが、河口から数kmも上がっています。
この魚は出世魚として有名ですね!
成長(年数とか、大きさ)で名前が変化します。
このセイゴは、17cm前後と思われるので、セイゴで問題ありません。
ちなみに、60cm以上になると「スズキ」と呼ばれます。
この川の下流域では、ボラとともによく見かける海の魚です。
場所が少し変わって、深みになると少し水が濁っています。
今朝降った雨が影響していそうですが・・・。
ここの川幅は5mほどでしょうか?
鮎が見えたらですが、この川幅の川に大小の鮎が溢れています。
この濁りの中で鮎を見つけるのは難しいです。
川の中を見る事に慣れるほかに、鮎の習性を理解していないと見付けられません。
その後に捕まえるのは、更に難易度が上がるのはわかるでしょうか?
水深60cm前後でしょうか?イメージとして太ももの中程の深さです。
手を入れて鮎を掴むには少し深いので、ゆっくりと網を引き寄せています。
18cmほどの鮎が2匹網に入っています。
水の流れの緩やかな場所では、この深さがあるとこれくらいの透明度になります。
川の水が汚れているというよりは、雨で上流の土が流されてきています。
うまく鮎が群れている場所に網が入ると、こんな感じで複数匹の鮎が入ります。
写真には7匹写っています。
網全体を写せていないので、全体としては10匹ほど入っています。
こちらは4匹の鮎が網の外に逃げようと暴れています。
4匹ともしっかり袋に入っているので、これでは逃げる事はできません。
少し濁りすぎですね!
この網にも7匹入っています。
先程も書いたように、鮎の習性を知る事が成績向上に繋がります。
狭い川で何度も網を投げると、鮎は右往左往して、一見バラバラになります。
でも、しばらくするとその時の川の中で安全?と思える場所に集まってきます。
そのタイミングでその場所に網を入れたら、こんな風に「一網打尽」も可能です。
多いときは30匹を超える鮎が1回の網に入ります。
この写真は上の写真とつながりがあるかどうか覚えていませんが、
写真を拡大してみると、最低9匹は入っています。
今回、水中写真ばかりですが、最後に大きな20cm近い鮎が2匹入っています。
1匹は横になっているので直ぐにわかります。
もう1匹は少し右上にいます。頭しか写っていないので・・・。
この日の成績です。
大きそうな鮎だけを並べました。
左手前の鮎が20.5cmありました。
今年はなかなか20cmオーバーが捕まえられなかったのですが、やっといました。
上の写真の他の鮎は、17cm~20cmとなるでしょうか。
並べなかった鮎です。
こちらは少し小さいですが、15cm以上はあると思います。
15cmを目安にして、川でリリースしているので小さい鮎は居ません。
この日は全部で42匹を持ち帰りました。
リリースした鮎を考えると、80匹~100匹ほどは網に入って(確保)いると思います。
この日の鮎はすべて冷凍庫にストックしました。
大き目の鮎16匹は、個装袋に2匹づつ入れ、真空状態にしています。
小さめの鮎は、5匹づつジップロック付の袋に入れています。
前回分と合わせると、40匹ほど冷凍庫で眠っています。
8月終わり頃に持ち出して、友人に配りたいと考えています。
下に写っているペットボトルは、クーラーボックス内で氷水を作るためのモノです。
ペットボトル内の水は、袋詰め時に冷水として使います。
この方法を覚えてから鮎の劣化を極力抑える事ができています。
ポイントは、冷水を使うことと空気を極力抜く事です。
台風が3つもいるので、次週は大雨になりそうです。
災害にならない程度の雨を期待しましょう!
40年以上、実家の前を流れる川と共に生活してきました。子供の頃の公害での汚れから再生し、いろいろな生物が棲むに至った現状を記録に残そうと思い立ちました。心無い業者や乱獲による生態変化を防止する目的で、河川の名前、詳細な場所の掲載は控えさせていただきます。また、川の事故が多く発生しています。川へ小さな子供さんを連れて行かれる方は、自分が楽しむだけでなく、子供さんの監視もお忘れなく!
2016年8月21日日曜日
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