2015年10月26日月曜日

鮎漁 最終日(納網?)

釣りの世界では、「納竿(のうかん)」と言うそうです。
なので、この日で「納網」です。
ググルと「竿仕舞」とも書いてあります。
「網仕舞(あみしまい)」のが言いやすいですね!

本当は毎年の恒例で下流部に入る筈だったのですが、
前日に下流ほど産卵が終わっている鮎の比率が多かったので止めました。
そんな訳で前日と同じ上流部の上流域(最上流部)に入りました。

前日に下調べしていたので、大きな鮎のいる場所を中心に攻めます。
すると、最初からこんな鮎(20cmクラス:メス)が入ります。
網を持ちながら写真を撮るのは初めてですね!
すごく慌てている?気が急いている?のがわかりますか。
だって目の前に大きな鮎が群れて泳いでいるのです。
この状況は言葉では理解してもらえないと思います。
簡単に言うと、鮎が自分のことに夢中で、1mの距離にいる人には無関心なのです。
本当に目の前にこんな鮎が数匹泳いでいます。逃げることなく・・・・。

ほとんど同じ場所で2匹捕まえました。2匹ともメスです。
湧いてくるように何匹でもいます。
どうやって捕まえるかという技術も問題だけです。
何せ最も早い流れにいるのですから・・・。

20cmクラスが続々と網に入ります。
一人なので網を投げる所は写真にありません。
かなり苦心して網を流れに投げています。
ここが経験であり、たぶん他人には真似のできない技術だと思っています。
この場所はこうしないといけないがあります。説明になっていませんが・・・。

少し流れが緩やかになると、水中写真を撮る余裕が出てきます。
2匹が仲良く並んで網に入っています。
よく2匹が一緒の場面がありますが、これは偶然ではありません。
これが鮎の習性です。
これを理解しているだけで、成績は格段に上がります。
ここでは詳しくは書きませんが・・・。

もう1箇所の早瀬です。
こんな鮎が目の前を泳いでいます。
捕まえられるかどうかは、かなり運ですが・・・。
でも、いろいろな経験に裏打ちされたものがあり、何とか捕まえていきます。
結果的には、こちらの瀬の方がたくさん捕まえました。

この日の持ち帰りは45匹ほどです。
お腹に卵をたくさん持ったメス鮎が中心です。
まだ元気に暴れていますね!

この日で無事に最終日を迎えました。
最終日は自分で勝手に決めます。
その年の漁が”満足”と思えることが大切です。
途中に鮎がいなくてイライラした時期もありましたが、最後は満足な漁ができました。

今年はここ数年で最低の捕獲量です。
大きさも全然満足ではありません。
今年は24.5cmが最大です。(昨年は27cmを越えました)
でも、最終週の2日間は笑いながらの漁ができました。
満足な気持ちで今年の漁を終えます。

また来年に向けて身体を鍛えます。



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