2014年12月7日日曜日

イタリア旅行⑤_ベネチア フリータイム

ベネチアでの朝食風景です。
これを完食してから、もう一回取りに行っています。
朝からお腹一杯です。

このホテルはレストランが5階にあり、広いバルコニーがあります。
暖かい季節はここで食事できるそうですが、今の時期はちょっと寒いです。
でも、出入りは自由なので、みなさん食事中に写真を撮りに出ています。

ホテルの真下にあるゴンドラ乗り場です。
左の桟橋は、水上バスやタクシーの停留所です。

食事中に朝日が登りました。
対岸の島にあるサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会です。
大きな鐘楼が立派です。

食事を終えて、早速お出かけです。
ホテルの直ぐ隣りの運河に掛かる橋です。
「溜息の橋」と呼ばれています。
左はドゥカーレ宮殿です。右側は監獄だった建物です。
この宮殿に裁判所があり、監獄に送られる囚人が”ため息”ついた橋とか・・・だったかな。

サンマルコ寺院の正面から見たサンマルコ広場です。
奥行157m、幅82mもある広場です。
まだ朝が早いので、人がほとんど居ませんが・・・。

サンマルコ寺院です。
ミサの関係で入場できませんでした。
少し水溜りがありますが、雨が降ったわけではありません。
アックル・アルタと呼ばれる高潮の影響です。
ちょうど大潮の満潮を迎える時間でした。少しずつ水位が増えています。
水没する事はなかったですが、ちょっとドキドキしました。

それではベネチアの街の中に入ります。
狭い道が迷路のように繋がっています。
この街の石畳は長方形の石がはめ込まれていて、結構平坦です。

突然、運河が現れます。
橋がかわいいですね!
運河を地図で確認しながら歩けば、迷う事はない筈です。

教会がいくつもあります。
まだ朝が早くて入り口は閉まっていました。
帰り道に中を見学しました。

上の写真とは別の教会です。
こんな立派な教会が次々に現れます。

リアルト橋です。
大運河に掛かる有名な橋です。
橋の上にお土産屋さんがたくさんあります。
橋の中央で家内が日本人の若者(男性3人組)に写真撮影を頼まれました。
日本人同士だと直ぐにわかりますね!

大運河沿いのゴンドラ乗り場です。
ゴンドラは近くで見ると装飾がとてもきれいです。

テレビでよく見かける肩が壁にぶつかりそうな道です。
この道は運河にぶつかって行き止まりでしたが・・・。残念!

サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会です。
ゴシック様式の教会です。
大聖堂の祭壇付近を外から見ています。
縦長の窓は外からは普通の窓に見えます。

内部に入ると、色鮮やかなステンドグラスである事がわかります。
ちょうどこの時間になって朝日が降り注いでいます
正面の絵は、ティツィアーノの「聖母被昇天」です。
この旅で最初に見た絵ですが、この絵が一番印象に残っています。
在り来たりですが、”すばらしい”絵でした。
聖母マリアの着る赤い衣が本当に印象的です。
是非、現地で見て欲しい絵です。

その後、隣りにあるサン・ロッコ大信者会を見学した。
部屋の全面(四方の壁や天井)にこれでもか!という迫力のある絵が展示されていた。

教会の前にあるカフェです。
この店で初めて本場のカプチーノを頂きました。
私には強烈な味で、量的には物足りなく感じました。
大きなマグカップで温かいコーヒーが飲みたかったのですが・・・。

10時を過ぎると、お店もほとんどほとんど開いています。
この店は、毎年1月末から2週間ほど開催されるカーニバルの仮装用マスクです。
良く見ていると、ちょっと怖い表情が多いです。

行きに通ったリアルト橋です。
橋の両端と中央が通路です。
中央通路を挟むように多くのお店があります。
観光客がたくさんいますね!

橋の中央付近から大運河を写しました。
ゴンドラや水上タクシー、荷物を積んだ船などたくさんの船が行き交います。

お昼の時間になりました。
この日はフリーなので、食事は自分たちで食べなくてはいけません。
狭い路地に美味しそうなピザやサンドイッチがあります。
値段は3~4.5ユーロ(450~650円くらい)です。
店主は気の良さそうなおじさんです。

店の中は広くはないですが、清潔感があります。
指差しで食べたいものを注文します。
店内にはビジネスマン風の男性が3人食事をしていました。

私が食べた「ホットサンド」とハイネケンのビールです。
注文してからオーブンで暖めてくれました。

家内は薄いクレープ状の生地で巻いた具沢山のものを選んでいました。
椅子に座ると席料がいると聞いていたのですが、
店のおじさんは笑顔で”OK”と言ってくれました。
どちらも見た目以上のボリュームがあり、いつでお腹一杯です。

昼食後、一旦ホテルに戻ります。ちょっと休憩です。
今回泊まったホテル「ダニエリ」です。
赤い建物にフロントがあります。
左右の白い建物とは橋で繋がっています。
左の建物の最上階にレストランがあり、私たちの部屋は右の建物です。

さて、午後はホテルから西に15分ほどのアカデミア美術館に向います。
途中にまたまた教会が・・・。
サンタ・マリア・デルジリオ教会です。
この教会は10世紀に建築されたそうです。
1つ1つの彫刻に見惚れていました。

この日はベネチアは祝日です。
お祭りのために大運河に仮設の橋が架かっています。
お祭りの説明は後ほど!

お祭りは立派なクーポラが見える教会で行われます。

先ずは、アカデミア美術館です。
ジョバンニ・ベッリーニ、カルパッチョ、ジョルジョーネ、ティツィアーノ、ベロネーゼ、ティントレット、カナレットなど15世紀から18世紀までの有名画家の名品がズラリと展示されています。
午前中から絵画漬けになっているので、流石にお腹一杯といった感じです。

アカデミア美術館を出て、人々の流れに沿って歩いていくと、
狭い路地に人が溢れてきて、同じ方向に進むしかできません。
見た目で観光客ではなく、地元の人たちとわかります。
日本人をまったく見かけなかったです。

人々が向っていた先には、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会です。
意味は「救済の聖母マリア聖堂」です。
1500年代にイタリア全土で2度の黒死病(ペスト)が大流行し、
ベネチアでは人口の1/3(2万人)の人々が死亡しました。
その黒死病撲滅を祈願して、建設されたのがこの教会です。
それ以来、毎年この日をベネチアの祝日として、お祈りする日にしています。

教会の前の広場で40cmほどのロウソクを売っています。
警察官が出て、歩行者を誘導しています。

教会の正面玄関です。
出口が横にあるので、ここからは入るのみです。

正面の祭壇ではミサが行われていました。
中央に見える彫刻は、「黒死病を追い払う天上の女王」と呼ばれているが、
人々が詰め掛けており、これ以上は近づけなかった。

教会を出ての帰り道です。
こちらも人の流れに流されるだけです。
日本の縁日の屋台に似た雰囲気です。
小さな子供たちがキャラクターの風船を買ってもらって嬉しそうにしていました。
テントの下ではリンゴ飴が売られていました。その他は確認できずです。

途中で何とか方向を変えて、仮設の橋まで戻ってきました。
この橋はこの日1日のために掛けられた橋とのことです。
台船をたくさん浮かべて、その上に支柱を立てて橋にしています。
高さがあるので、橋の下を船が行き交っています。

帰り道に少し遠回りして、昨夜食事をしたレストランに来ました。
店から道路に設置された仮設の店舗だったんですね!
赤い服の青年の背中辺りの席で食事しました。

マン・マルコ広場に戻ってきました。
夕方5時頃ですが、祝日で金曜日ということもあり、たくさんの人々で賑わっています。
正面がサン・マルコ寺院です。
隣りの鐘楼は、97mもあります。
大きな窓に見える場所まで登れるそうです。


この日の夕食は、地元のバール(BAR)を2軒巡りました。
飲み物とともに一品料理を頂くというものです。
この店は立ち飲みです。
添乗員さん、現地ガイドさんが一緒なので、安心の夕食(軽食)でした。


ベネチアの一日は終了です。
この日は、早朝から夜まで歩き通しの一日でした。

明日はフィレンツェへ向います。

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