”お友達”って、何のことかわからないですよね!
これは鮎の習性というか、私は特技と思っているのですが、
その能力が関係しています。
以前もどこかで書きましたが、鮎は孵化(卵からかえる)した後、海で大きくなります。
秋に孵化して、直ぐに海に下り、冬の間は川に比べて温かい海で過ごします。
鮎は生まれながらに海水耐性を備えていて、河口に近い海で成長します。
当地ではゴールデンウィーク頃に遡上のピークを迎えて、その後は川で大きくなります。
今週月曜日のような大きな台風が来て、大雨が降り、川が増水すると、
鮎などの魚は海まで流されてしまいます。
普通、海まで流されると塩分により死んでしまいます。
しかし、鮎は海水耐性のために海に流されても大丈夫なんです。
大量の真水が海に流れて塩分濃度が下がるので、1週間ほどは海にいるようです。
さて、いつもながら説明が長いですが・・・。
大雨が降って流されるのは、他の川も同じです。
当地の近くには、日本有数の木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)があります。
やっと話しが見えてきたでしょうか?
大雨の後は、大きな鮎が川を上ってきます。
この川から流された小型の鮎が、大きな川で大きく育った鮎を連れてくる と
私たちは冗談気味にそのように話しています。
やっと、大きな鮎が上ってきました。
今日はまだ川の水量が多くて、渇水時期の様には捕まえることはできませんが、
それでも20cmを越える鮎が数匹いました。
捕まえている時の写真はありません。
今日はそんな余裕が無かったです。
車に戻った時の写真です。
大きな鮎は元気に泳いでいます。
20cm超の鮎です。
数日エサを食べていなかったからか?お腹周りは凹んでいます。
定規を置くのと忘れたので・・・。
一番下の鮎が今年最高の22.0cmありました。
今日、川の帰りに他の場所を見てきましたが、かなり上流まで上がっています。
この後、しばらくは雨が降らない予報なので、
もう少し水量が減ったら、楽しい漁ができそうです。
40年以上、実家の前を流れる川と共に生活してきました。子供の頃の公害での汚れから再生し、いろいろな生物が棲むに至った現状を記録に残そうと思い立ちました。心無い業者や乱獲による生態変化を防止する目的で、河川の名前、詳細な場所の掲載は控えさせていただきます。また、川の事故が多く発生しています。川へ小さな子供さんを連れて行かれる方は、自分が楽しむだけでなく、子供さんの監視もお忘れなく!
2013年9月21日土曜日
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