私が今住んでいる町の氏神様の広幡神社です。
数年前は氏子総代として、1年間いろんな神事に参加させて頂きました。
毎年、この時期に秋祭りがあります。
このお祭りは、神様がお旅所へ移動するという一風変わったものです。
今年は地域(自治会)の隣組の組頭(組親、組長など呼び方はいろいろ)を
させて頂いている関係でこのお祭りに参加しました。
この神社のお宮は、小高い丘の上(中)にあります。
ここは、その入口です。秋祭りののぼりが揺れています。
参道です。ここは平坦ですが、うっそうとした林の中です。
本殿の前(といってもここから階段を登る)にある手洗い場です。
ちょうど一緒に参加する人達が手を清めています。
人々は手に提灯(まだ畳んでありますが)を持っています。
階段の上のは、白装束の小学生たちが早くも集まっています。
まだ、この時点では雨は霧雨程度でした。
中央が本殿です。右が社務所、奥上に祭事を行なう場所があります。
その場所は一般には入れません。
氏子総代をした際にその場所で何回かの祭事を体験しました。
手前にいる赤い袴の小学生は、”舞姫”です。
祭事に神前で舞を奉納します。今日は雨なのでカッパ着ています。
ご神体?を運ぶ神輿です。
こちらも雨のためにビニールが掛けられています。
黄色い服を着た人達は、神輿の担ぎ手です。
出発前なので、まだくつろいでいます。
この後、この神輿を中心に総勢200名ほどが町内を静かに歩きます。
お旅所(庄部神社)へは直線的に歩けば、2km程度と思います。
しかし、この行列は町内を「己」の時のように行ったり来たりします。
約1時間半掛けてゆっくりと各町内を廻っていきます。
結局、5kmほどは歩いたと思います。
その途中は結構雨が降っていたのとずっと話しをしていたので写真はありません。
お旅所に到着した時はうす暗くなっています。
我々は途中で提灯にロウソクを灯して、提灯行列となります。
神輿がお旅所に入る際に、「楽人」と呼ばれる雅楽が先導します。
大勢の町民が見守る中を神輿が進みます。
勇壮な祭りではなく、ただひたすら静かな厳かなお祭りです。
こちらがお旅所の庄部神社です。
お帰りは日曜日の夕方です。
また、その時もお供として歩きます。
雨の中、夕暮れ時だったので、暗いですが、立派なのぼりが立てられています。
過去にこの行列には5度ほど参加しています。
掛け声もなく、静かに歩くこのお祭りを私は好きです。
明日の夜は、ロープウェイのある御在所岳で”勇壮な”僧兵まつりがあります。
僧兵姿で松明を手にした男たちが練り歩くようです!?
そうです!まだ実際に見たことはありません。
この時期は忙しくてなかなか行けません。
近いので何時でも行けると思うからダメなんでしょうね!
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