2009年11月8日日曜日

京都奈良 1日旅行!<その1>

久しぶりにカメラだけ持っての写真撮影の旅です。
今回は、京都と奈良を欲張りに一日で廻ってきました。
<その1>は、京都編です。京都の目的は、京都御所です。
現在の天皇陛下ご即位20年を記念しての特別公開がありました。一般公開では見られない場所まで入れるということと京都御所は始めてだったので、朝早くから出かけました。
新名阪の完成もあり、京都東ICまで自宅から1時間ととてもスムーズでした。その後、山科の山を越えるのに、40分ほど掛かりましたが、予定通り9時半には到着です。予想していたよりも車も少なく駐車も直ぐに出来て、順調な一日の始まりでした。【後半に大きな落とし穴が待っているのですが、それは<その2>をお楽しみに!】
さて京都御所ってどんな場所か知っていますか?明治2年に明治天皇が東京に移られるまで、皇居だった所です。年代はともかくご存知ですよね!では、いつから皇居だったか知っていますか?ここからはパンフレットの裏書参照です。元々、桓武天皇が平安京に遷都した794年に平安京の内内裏中央付近に内裏(皇居)があったそうです。その後、火災や自然災害、老朽化などで建替え、修理が発生すると、天皇は貴族の私邸(里内裏)を仮皇居とされたそうです。平安後期以降は、正式な内裏はあまり使用されなくなり、里内裏が日常の皇居となっていったようです。現在の御所も里内裏で、1331年に光厳天皇が即位されてから、使用されていました。建物の紹介(名前くらいにします)は上手く出来ないので止めておきます。とてもいいお天気だったので、沢山写真を撮ったので、その中から何点か紹介します。紫宸殿という前に大きな庭と回廊を持った建物です。
上の写真は、下の建物の中心部分です。暗くてよくわかりませんが、天皇の御座「高御座」があります。
回廊は、朱がとても鮮やかなものでした。
御池庭と呼ばれる庭園です。
ここのもみじはまだ色付いていませんね!
源氏物語に出てきそうな色彩の襖絵です。

少し北西側のもみじは綺麗に色付いていました。
緑の松葉がもみじに刺さって、とても良いコントラストになっています。
みなさん、よくご存知の「蛤御門」です。1864年に長州藩と会津・薩摩・桑名藩の間で激戦が行われた場所です。この変の後に、長州征伐、薩長同盟、大政奉還と歴史は進みます。
今回始めて知ったのですが、元々この門は、「新在家門」と呼ばれていましたが、開かずの門だったそうです。それが、江戸時代の大火の際に始めて開かれたことから、「焼けて口開く蛤」にたとえられて、蛤御門と呼ばれるようになったと言われているそうです。
今は、門は開かれていて、自由に出入りが出来ます。
京都の旅はここまでです。
後半は「奈良」です。お楽しみに!

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