2016年2月14日日曜日

投網 修理 =ツリソ 直し=

竹串作りが一段落(40本完成)しました。
そこで、もう1つやりたかった投網直しを開始しました。

今回は糸の結びから調査を開始しました。
いろいろ調べた結果、「かえるまた結び」と「本目結び」をマスターすれば、
投網の修理は大丈夫なことがわかりました。
何回か2つの結び方を練習して、早速本番です。

昨年秋の最終に使っていた網です。
大きな破れはありませんが、所どころに破れやホツレがあります。

先ず、最初は「ツリソ」の部分を修理します。
「ツリソ」は網とおもりをつなぎ、袋を作る大切なものです。
なので、太目の(白い)糸を使います。

ツリソが切れたり、緩んでいる箇所を見つけて、その部分の古いツリソを切ります。
網側の「松葉」(W型に編んである白い糸)に残っていた古い糸は取り除き済みです。
おもりには目印が必要なので、古い糸をワザと残しています。

左側から右側に編んでいきます。
先ず、左上の「松葉」の部分に糸を結びます。
次に、おもりに結んで、右側の松葉に進めます。

これら1つ1つの結び目で「かえるまた結び」と「本目結び」をします。
どちらか片方では緩んでしまいます。
私は、「かえるまた結び」の後に「本目結び」をしています。
編み進めるとこんな感じになります。

完成した所です。
おもりの古い糸はこの後で切り取りました。
少し左側が弛んで見えますが、1回1回定規で寸法を計っているので大丈夫です。
こんな風にして「ツリソ」を修理していきます。
この日は2本の投網を修理しましたが、1つの投網で数ヶ所を直しました。

今後は、この2本をきちんと直したいと思います。

「ツリソ」は完成したので、次回からは投網本体の修理になります。


0 件のコメント: