竹串作りが一段落(40本完成)しました。
そこで、もう1つやりたかった投網直しを開始しました。
今回は糸の結びから調査を開始しました。
いろいろ調べた結果、「かえるまた結び」と「本目結び」をマスターすれば、
投網の修理は大丈夫なことがわかりました。
何回か2つの結び方を練習して、早速本番です。
昨年秋の最終に使っていた網です。
大きな破れはありませんが、所どころに破れやホツレがあります。
先ず、最初は「ツリソ」の部分を修理します。
「ツリソ」は網とおもりをつなぎ、袋を作る大切なものです。
なので、太目の(白い)糸を使います。
ツリソが切れたり、緩んでいる箇所を見つけて、その部分の古いツリソを切ります。
網側の「松葉」(W型に編んである白い糸)に残っていた古い糸は取り除き済みです。
おもりには目印が必要なので、古い糸をワザと残しています。
左側から右側に編んでいきます。
先ず、左上の「松葉」の部分に糸を結びます。
次に、おもりに結んで、右側の松葉に進めます。
これら1つ1つの結び目で「かえるまた結び」と「本目結び」をします。
どちらか片方では緩んでしまいます。
私は、「かえるまた結び」の後に「本目結び」をしています。
編み進めるとこんな感じになります。
完成した所です。
おもりの古い糸はこの後で切り取りました。
少し左側が弛んで見えますが、1回1回定規で寸法を計っているので大丈夫です。
こんな風にして「ツリソ」を修理していきます。
この日は2本の投網を修理しましたが、1つの投網で数ヶ所を直しました。
今後は、この2本をきちんと直したいと思います。
「ツリソ」は完成したので、次回からは投網本体の修理になります。
40年以上、実家の前を流れる川と共に生活してきました。子供の頃の公害での汚れから再生し、いろいろな生物が棲むに至った現状を記録に残そうと思い立ちました。心無い業者や乱獲による生態変化を防止する目的で、河川の名前、詳細な場所の掲載は控えさせていただきます。また、川の事故が多く発生しています。川へ小さな子供さんを連れて行かれる方は、自分が楽しむだけでなく、子供さんの監視もお忘れなく!
2016年2月14日日曜日
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