最もポピュラーな呼び方は、「お水取り」でしょうか。
毎年3月1日から14日まで、東大寺の二月堂で行なわれている法会です。
うんちくを書き出すと、際限なく書きそうなので、今回は止めます。
興味のある方は、ご自分でお調べください。
実はずっと以前から一目見たいと思ってきました。
特に昨年遷都1300年だったことで奈良が注目され、また、年末の12/5に
奈良マラソンに参加してから、更に思いが強くなっていました 。
そんな訳で、3月始めの平日を狙って、家内と出掛けました。
午後から出発したので、奈良に着いたのは15時過ぎでした。
最初の写真は、”奈良”らしくて気に入ってます。
普通のバス停の前に鹿が歩いているって、我々には非日常です。
奈良国立博物館では、お水取りに合わせて特別展示を行なっています。 後から博物館の中を見ました。貴重な展示が多くあり、満足できました。
「お水取り」が行なわれるのは、東大寺の二月堂です。
東大寺を正面に見て、右奥の方向です。
東大寺の前にある池の手前から右に参道があります。
私も家内も過去に二月堂には来た事がありますが、
「お水取り」は初めてなので、明るい時簡に下見に行きました。
2月堂への参道です。
我々と同じように、下見に来たと思われるグループが何組もいます。
解りづらいですが、案内図の中央が現在位置です。
二月堂は左上(東大寺境内案内図の東の字の下あたり)です。
この案内板の裏にあった道標です。
左:二月堂 とあります。
初めて方のために、少し高い場所に立っているのが、二月堂です。
普段はない竹垣が立てられています。
この時、16時頃なので、流石にまだ場所取りしている人はいません。
この時間はお参りができるので、上からさっき歩いてきた方向を写しました。
この欄干から”おたいまつ”の火の粉が落ちるので、欄干の下には
手前の竹垣で入れないようにしてあります。
今日使われる”おたいまつ”です。この日は全部で10本上がります。
ちなみに、3/12だけは11本上がります。
説明では、40kg/本程あるそうです。
竹の先端に放射状に木が付けられ、杉などの枝葉が絡めてあります。
二月堂の左に屋根のある階段があります。(この場所は階段下です)
この階段の下で、この”おたいまつ”に火が付けられて担ぎ上げられます。
実際の風景は後程・・・。
「お水取り(おたいまつ」は19時から20分ほどの間に行なわれます。
この後、一旦博物館まで戻って、軽く夕食を取る事にしました。
戻る途中に、「戒壇院」 があります。
私は初めてですが、家内は以前に来ていました。
写真撮影禁止なので、写真はありませんが、四天王像が安置されています。
それぞれ邪気を踏み潰して持国天、増長天、廣目天、多聞天の四体が
内陣の四隅にあります。
他に拝観者がいなかったので、ゆっくり見てきました。
建物の前左にあった石碑です。
この院は、鑑真和上の来朝に合わせて建立されたとあります。
建立:天平勝宝六年(754年) です。
写真も一杯あって、長くなりそうなので、2部構成にします。
この日は、寒の戻りがあり、時々、雪が舞うような寒い日でした。
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