2011年3月30日水曜日

竹 加工 【こんな加工してます!】

竹筒にはめ込む入り口の仕掛け作りは、ぼちぼちですが進んでいます。
最初に作ったパーツがなくなったので、パーツから再作成です。
先ずは、芯になる部分の製作です。
竹の切断(16cm)は、外でノコギリを使って済ませています。
数mm幅に割るのは、家の中でも出来ます。
ナタやカッターナイフで目的のサイズにします。
この写真は、小型のノコで切れ目を入れています。
大型のカッターナイフで幅の微調整している所です。
カッターナイフは刃を新品にしたので、切れ味抜群です。
先日、竹でなく、右手の親指を切ってしまいました。
そこで簡単には切れないゴム製の手袋を購入しました。
なので、もう大丈夫です。たぶん・・・。 
竹割り用のナタで薄く割っている所です。
1つの入り口仕掛けに、11本使います。
10個以上作りたいので、120本近く作る必要があります。
すでに50本くらい作ったので、残り70本です。 
今回分の芯竹の荒削りをした残骸(ゴミ)です。
この後、薄く削っていくので、もっと沢山の削りくずがでます。 
実際に入り口の仕掛けを作っているところです。
11本の芯を輪ゴムで固定して、竹ひごで編んでいきます。
左にある2本の竹ひごは、この後に編むためのものです。 
少し拡大しました。
一回ずつ交互に編んでいくために、芯の本数は奇数になります。
5~6周させるとある程度固定できるので、ここからは簡単です。
実はここまで作るのに、試行錯誤しました。
先ずは、1つの方法を確立しましたが、まだまだ不安定です。
4月までに完成の予定でしたが、あまりに壮大になりすぎたので、
年間計画に変更です。これから徐々に完成させていく予定です。
一通りのウナギ捕りの道具は用意できたので、
4月になったら計画通り、ウナギ捕りを開始します。
年間目標20匹を捕まえるため、いよいよ始動です!

2011年3月28日月曜日

最近観た邦画から・・・

先週末に2本の邦画を観ました。
あまり邦画は観ないと以前書きましたが、今回は少し訳があります。
2人の若手女優(大いに期待している)が出演しているからです。


一人は、多部未華子さん、現在22歳です。
たぶん始めて記憶に残ったのは、〇〇ハウスのCMでしょうか?
映画「夜のピクニック」やドラマ「鹿男あをによし」は存在感がありました。
最近は「デカワンコ」なんていうドラマに初主演していました。
観た映画は、原作がアニメ(マーガレット連載?)という「君に届け」です。
当然、原作をまったく知らないで観た訳ですが、
共演の三浦春馬や蓮佛美紗子といった同年代の若者との青春映画でした。
言い方が古いですね。(一部、修正しました)


もう1人は、成海璃子さん、18歳です。平成元年生まれです。
そう言えば、結婚した年か!
彼女はやはりドラマ「瑠璃の島」でしょうか。衝撃的な印象が残っています。
その後、「神童」「君にしか聞こえない(主題歌:ドリカム)」は見事でした。
圧巻は、15歳で大学生を演じたドラマ「ハチクロ」(注1)でしょうね!
映画では”蒼井優”が演じていました。
観た映画は、実話を元に作られた「書道ガールズ」という
やはり高校生の青春映画です。最近はやりの”甲子園”ものです。
四国愛媛県の高校生が”書道甲子園”を始めたのって知ってましたか?
愛媛は、製紙工業が盛んな土地なんです。少し勉強にもなりました。


今回の2作はおじさんにはちょっと見続けるのは厳しかったですが、
この2人の活躍は今後も応援していきたいです。


竹細工に行き詰ってしまったので、気分転換です。はい。
では。
(注1:ハチクロ=ハチミツとクローバー )

2011年3月27日日曜日

竹 加工 【やっと1つできました】

 太い竹で芯になるパーツを作って、細い竹でひごを作っていました。
そして何とか1個まともな形のものが出来上がりました。
構想は完璧?だったのですが、道具や形を作るための型(補助具)を
思いつくまでにかなりの時間と労力を使ってしまいました。
まだ、全容は明らかにしません。もう少し確実になってからにします。
先ず、何を作っていたかを説明します。
ビニールのプチプチに包まれているのは、竹ひごで作ったウナギ筒です。
その右にある小さい方が入口の所に取り付けるものです。
一度入ると出られなくなるようになっている仕掛けです。
そうです!これを再現させようとしていました。
手前が今回作ったものです(奥は購入したものです)
大きさはともかく同じように見えますよね?

先日、取ってきた竹の入り口に取り付けようと考えています。
通常、竹は節をすべて抜いて、筒っぽにして川に沈めておいて、
ウナギが住処と思って入っている所を捕まえます。
今回、何本かは入り口をこの仕掛けにしようということです。
底(反対側)は、節を残して行き止まりにします。
竹の太さに合わせて、入り口の仕掛けも径の調整が必要です。
現在、2個目を作成中ですが、どうも失敗です。(写真左側)
先端が上手くすぼまりません。入り口の直径を小さくして作ったのですが、
まだまだ作り方が確立していません。これは一度分解して作り直しです。
手前の加工済みの竹(5本くらい)が枠の芯になるパーツです。
その手前の切り出しただけの竹はこれから8等分くらいに割ってから、
薄く削ってひごにします。そしてこの2つを編んでいきます。
言葉にすると、簡単ですが、実際は・・・。
最近、1ヶ月くらいは竹加工職人のようになっています。
まったく漁師に関係ないことに夢中になっています。
家族は呆れていますが・・・。
失敗の連続ですが、何とか先が見えてきた感じです。
3月の後半というのに寒い日が続いています。
被災地の事を考えても、早く暖かくなってほしいものです。

2011年3月23日水曜日

竹 加工 【苦戦中!】

竹の1つのパーツは出来ました。
そのパーツを固定するための竹ひごを作っています。
ここで思いの外、苦戦しています。
長く(1m以上)て薄い(0.5mm以下)ひごが出来ません。
最初に取ってきた竹がなくなったので、少し長めの竹を再度調達しました。
下の太い竹は、長さが1mです。それよりも長い竹が「竹ひご」用の竹です。
1本を16分割したものが上に載っています。
その中で幅が揃っていた3本を先ず加工することにします。
こちらは裏(中側)です。 
見づらいですが、こちらは表面です。
節は2箇所ありますが、平坦になるように軽く削ってあります。 
さて、今回また新たな道具が登場です。
たぶん中学生以来の鉋(かんな)です。これも家内の実家から借りました。
先ず、刃を抜いて、しっかりと研ぎました。(研ぐのはお手のものです) 
内側を鉋で削って、1mm程度にします。
本当はそれ以上薄くしたいのですが、技術がないので斜めに削ってしまい
薄くなりすぎる部分が出来るので止めました。
横にあるカッターナイフは、荒削り(竹の厚みを半分位にする)に使います。 
金槌は、鉋の刃の出方の調節をします。削る量が微妙に変わります。
約1本の半分を削ったくずです。
腕が痛くなるくらい頑張りましたが、慣れない仕事なのでここが限界です。 
実は竹の柔軟性に問題があるのではないかという疑問がありました。
薄くしても柔らかくならないからです。まだ厚いのかもしれませんが・・・。 
そこで別の竹を試す事にしました。
直径が10~15mmと細い竹を近くの林で取って来ました。
竹というよりは、笹?(七夕で使う)のような見た目にも柔らかいです。
また、節の部分の加工が難しいので、節を切り落としました。
なので、長さは30~45cmくらいです。
この竹でも「竹ひご」作りに挑戦です。
会社から帰ってからなので、夜の作業になります。
せめて1つは完成(何を作っているかは、まだ内緒)させたいと思います。 
ここまで来て、計画倒れは情けないので、意地でも頑張ります。


東北・関東が大変な時に何をやっているか!とお叱りを受けるかもしれませんね。いつでも出来る事があれば、積極的に参加したいと思います。
例えば、今駆けつけたとしても、足手まといになるだけなのは明白です。
自粛の生活をする事は無駄ではないでしょうが、
今元気な場所は元気にしていなければいけないと思います。
そして、いざという時にその力を役立てたいです。
”無駄使い”は極力しないように心がけています。ご理解を!!

地元のクリーン大作戦!

3連休の中日(20日)に、地元町内一斉に「クリーン大作戦」がありました。
1回/年の行事です。(私の自宅は、〇〇郡〇〇町です)
地域ごとに自分たちの受け持ちエリアの清掃(主に不法投棄ゴミなど)を
行なうものです。1人/戸以上+子ども会が一緒に活動します。
私の地区は、約120人ほどの参加です。
先ず、私の班は、地区内にある公園清掃(主に草抜き)です。
別の班は、小学校横の溝の土を上げる作業です。
今年は公園の草が少なくて助かりました。
抜いた草は、町指定のゴミ袋に入れて、回収ゴミカゴに入れます。
沢山あったのでいくつかの回収カゴに分散しています。 
溝の泥(ヘドロ状)や土の多く入ったゴミは、指定の場所に捨てに行きます。
結局、このトラック1杯分以上になりました。 
今年は、組長をしている関係で、今後も地域の行事に参加します。
この地域はエリアも狭く、不法投棄されるような場所もないので、
早く終わりましたが、河川敷があるエリアは大変のようです。
私の住んでいる場所は、山の近く(川でいうと上流部)なので、
この場所をきれいにする事で、少しは川もきれいになると思っています。
夏までにはもうしばらく掛かるので、それまでいろいろな活動に参加します。

2011年3月21日月曜日

今頃 夏みかん?

家内の実家の庭に、夏みかんの木があります。
毎年、100個単位で実をつけます。
樹高が3m近くあるので、上の方は届きません。
なので、どうしても一杯残ってしまいます。
先週は、家内のお姉さん夫婦と一緒になりました。
背の高い息子に、合計50個ほど取ってもらいました。
今年は少し小さいものが多いです。
我が家では、毎朝家内と1個(半分づつ)を絞って飲んでいます。
さすがに酸っぱいですが、何か身体には良さそうです。
下の方は、かなり疎らになりました。奥にはあだありますが。 
大きさの比較がないので、わかりづらいですね。
ソフトボールよりも一回り小さいくらいです。 
昨日、義姉さんから、このみかんで作ったマーマレードを貰いました。
皮も実も使って作ったそうです。
明日から朝食のトーストに付けて頂くことにします。
昨年、紅白のシクラメンを貰いました。
市販されているような、花も葉も沢山ある状態でした。
2年目に花を咲かせるのは難しいと聞いていたのですが、
家内が頑張って世話をして、何とか赤いシクラメンが咲きました。
隣りの白は葉っぱがたくさんでているので、花も咲くでしょう! 
雪が降ったかと思うと、4月の陽気の日があり、
また、朝と昼の気温差が大きいので、身体が悲鳴をあげています。
この気温循環が、今の体調には最も辛いです。
その上、花粉症がピークです。更に、黄砂!!  助けて~   です。

2011年3月18日金曜日

もう鮎捕りは始まっています。

昨年から欲しくて探していた機械を購入しました。
(こんな時期にと叱られそうですが、2月末に発注していて、今日届きました)
何をする機械かというと、真空パックするものです。
鮎を冷凍保存する際にどうしても空気が入ってしまうので、何とかしたいと
ズーっと考えていました。いろいろと市販の真空パック器を調べましたが、
水分を吸い込むと真空ポンプが壊れてしまう とあります。
鮎のパックは、水分が残っているので普通の真空パック器ではダメです。
そんな時、よく訪れるブログにこの機械が載っていました。
その方は、釣りをされるようで、私のように冷凍するために使うようです。
そこでこのメーカーを捜し当てて、発注したという訳です。
〇天や〇ma〇onでは取り扱っていません。
なので、お店に直接連絡を取って頼みました。少し時間が掛かったけど・・・。
これは真空パック用の袋です。5円/枚程度とお値段もリーズナブルです。
いつでも買えそうなので、先ずは300枚購入しました。
今年の鮎は、この袋に入れてお届けできそうです。
この機械を使うことで、鮮度が保たれて、新鮮な状態で食べて頂けたらと
今から楽しみにしています。
鮎以外にも家庭でも使えそうなので、家内からも期待されています。

竹 加工 【ここまでできました】

家族からも、何を作っているのかと聞かれていますが、内緒です。
あまり自信がないので、出来上がったところで、バーーンとお披露目します。
30本くらいは出来たでしょうか?(何箇所か手を怪我しました・・。情けなし)
本当は100本以上は必要と思うのですが、次に工程に進む事にします。
少しだけ明かすと、これは先日頂いてきた竹筒に関係します。
この作業は家の中で出来るので、夜に作業しています。
竹の節抜きは外しか出来なくて、また、音が出るので、昼間しか出来ません。
明日からの3連休ですべて節抜きする予定ですが、後半天気が悪そうです。
なかなか暖かくならないので、少しゆっくりでもいいかな?です。

2011年3月14日月曜日

竹 加工 【何作っているのかな?】

週末に竹取りをしてきました。
その時に長さを合わせる為に端材になった竹を持ってきました。
直径90mm、長さ45cmあります。
この竹を使って、竹細工をしてみたいと思います。
さて、何が出来るでしょうか?
先ずは、ナタを使って半分に割りました。
部屋の中でやっていたので、すごい音がして家族がびっくりしてました。
竹の繊維に沿って割っているので、きれいに割れました。
この片方(右側)の手前から節の所(16cm)までノコギリで切断しました。
縦にして、約10mm間隔で印をつけました。
この1つ1つを、またナタで割っていきます。
わかりづらいですが、大体10mm角X16cmの棒状になります。
既に切り込みが入っていますが、端部から15mmにノコギリを入れました。
カッターナイフとスクラッパー(写真上)を使って、140mmくらいを薄くします。
少しずつ剥がすように割っていき、最終的には厚さ1.5mmにしたいです。
まだ、3mmくらいあるので、仕上げの作業が必要です。
この形状の竹を30本ほど作ります。
何を作っているかは、ちゃんと出来た段階で説明します。
いずれにしても、夜に家の中で出来る加工をしています。
竹の節抜きは、次の休みに完成する予定です。

2011年3月13日日曜日

節抜き 道具作り!

節を抜く道具作りをしました。
昨日、家内の実家から「グラインダー」を借りてきました。
写真の右側の機械です。先端の円盤が高速で回転して、
金属などを切断や削る事ができます。
左にある水道管を加工します。
円周の5分の2が残るように、25mmの位置で切断しました。
切断時は火花が飛び散り、地面の石に当たって跳ね返ってきます。
当然の事ですが、保護用のゴーグル、手袋などはきちんとしています。
切断の後で先端部を、内側/外側から鋭角(刃物状)に削って完成です。
素手で触ると切れてしまうくらいに鋭く出来ました。
この後で出掛ける用事があったので、1本だけ試し抜きしました。
ほとんど水道管(90cmくらい)の重みで節が抜けました。
写真では分かりづらいですが、2箇所の節がきれいに抜けました。
抜いた節の残骸です。
時間の関係で、今日は大雑把な仕事になったので、
後日、他の竹の節抜き時にきれいに完成させるつもりです。
寒くなったり、暖かくなったりと変動の多い日が続いています。
今日は春の陽気で、「ウナギ捕り」間近を思わせる天気でした。
4月になったら、ウナギ捕りを開始する予定なので、
中途半端になっている他の仕掛けも完成させないといけません。
それにしても、今年は”花粉症”がひどくて、本当は外に出たくありません。
今日は長い時間外にいたので、目が充血し、花がムズムズしています。
もう少しの辛抱と思って、我慢します。

2011年3月12日土曜日

竹取り

ウナギ筒の仕掛けのいよいよ最終編です。
最後の仕掛けは、竹を使って作ります。
竹林は近所に沢山ありますが、勝手に取ってくる訳にはいかないので、
知り合いにお頼みして、竹を取らせて頂きました。
今日の午前中に竹林に案内してもらって、切り出して来ました。
立派な竹が生えています。高さは20m近くありそうです。
古い竹の放置もありますが、一定の間隔によく整備されています。
ここでは竹の子が沢山捕れるそうです。
今回の希望は、直径が80mm前後、長さ1mです。
根元付近で100mm近くあるので、十分なサイズです。
この竹は少し細めです。
切るためのノコギリと1m物差し、ナタなどを持って出掛けました。
青竹は案外簡単に切れました。
9本は確保したいと思っていましたが、結果的に17本確保できました。
今後の作業は、先ず節抜きをしないといけません。
節は、1mの中に多いものでは5つくらい、少なくて3つくらいです。
明日、節抜きの道具を作って、節を抜くことにします。
切れ端の竹を持ち帰りました。
太い竹筒には、購入した入り口の加工を真似してみようと思います。
東北地方では大きな地震が発生しました。
時間が経過するほどに、被害の大きさがわかってきています。
今もテレビで、ある町では10000人の連絡が取れないと言っています。
連絡の取れないたくさんの方の無事とこの地方が早く復旧する事を
みなさんで祈りましょう。
もちろん我々の出来る事には、積極的に取り組みましょう。
最後に、お亡くなりになった方々のご冥福を祈ります。

2011年3月6日日曜日

春ですね!

まだ風は冷たいですが、日差しは暖かくなってきました。
我が家の直ぐ隣りの梅の林が今満開です。
少し出掛けて帰ってきて、梅の木を見ていると、小さい鳥が梅の中にいます。
直ぐにカメラを取りに行き、その後、ジッと鳥の気配を待ちました。
かなり奥の方ですが、2羽のメジロが梅の花の蜜を吸っています。
深い黄緑色が鮮やかです。
今は白梅が満開です。
マスクをしないで、カメラを構えていたら、くしゃみが連続で出ました。
花粉症にはつらい時期です。 
でも、こんなきれいな花を見ると春を愛でたくなります。
次から次と新しい花が咲いていきます。
桜もあと1ヶ月ほどです。 
久しぶりにカメちゃんの水槽を掃除しました。
最近は息子に任せる事が多くて、自分では久しぶりです。
きれいになった水槽の中で、くろちゃんがお昼寝しています。
掃除中に外のプランターで暴れていたので、疲れたかな? 
みどくんは相変わらず元気です。
いつもの事ながら、私の顔を見ると、エサをねだっています。 
今日は穏やかな春の一日でした。
明日から雨が降り、また寒くなると天気予報しています。
春本番はもう少し先です。

2011年3月5日土曜日

東大寺 修二会 その2

「お水取り」の後半です。【その1からどうぞ!】
さて、修二会の読み方はわかりますか?
「しゅにえ」と読みます。
本来は、日本の仏教寺院で行なわれる法会(ほうえ)のひとつです。
元々は、旧暦の二月に行なわれていた事から、”修二会”と呼ばれます。
”二月に行なわれる法会”という意味でしょうか。
現在の本行は、3/1~3/14の14日間行なわれます。
「お水取り」は、3/12深夜(3/13早朝)に、下の写真の建物【閼伽井屋
(あかいや)】の中にある「若狭井」で行なわれます。
屋根の両脇に2羽の鵜がいます。
この「若狭井」が出来た時に、地面から飛び立った白黒の鵜に由来します。 
どちらが白い鵜か黒い鵜かはわかりません。
いろいろと調べてみると、興味深いお話しが沢山あります。 
さて、約1時間前の18時頃に再度訪れました。
既に200~300人くらいが思い思いの場所を確保しています。
私たちは初めてなので、全体が見渡せる場所(この位置)にしました。 
辺りが段々薄暗くなってきて、灯篭に明かりが燈りました。 
上の写真と比べると、暗くなってきたのがわかります。
足元を照らすために、ライトが点けられているので明るいですが、
”おたいまつ”が開始される直前にすべて消されます。
開始10分くらい前から身動きできない程の人の数になってきました。 
いよいよ、”おたいまつ”の始まりです。
左の階段を上がり、向かって左側(杉の木で見えない)の欄干に出ます。
そこで一旦火の粉を振り下ろし、その後に左から右にたいまつが走ります。
連続写真ではありませんが、少しでもこの迫力が伝われば良いのですが。 
火の粉がすごい勢いで降り注いでいます。
大きな火の粉が落下するたびに、大きな歓声が上がります。 
夜の撮影だけでも難しいのに、1脚/3脚禁止なので、
肘をガチガチに固定して、望遠レンズで連射しました。
なかなか迫力ある写真が取れたかな!と少しは満足しています。
こんな感じで10本のたいまつが次々に上がります。
最後は、右側の欄干で大きく振り回して、絡めた枝葉を振り払います。 
終了後は二月堂に上がれます。
知らずに帰ってしまう方々がほとんどでしたが・・・。
上から見たところです。もうほとんど人はいません。 
奈良の街の明かりです。
中央の三角の屋根が東大寺の大屋根です。 
使用した”おたいまつ”が元の場所に戻されていました。
先端部が真っ黒に焦げています。
でもさすがに青竹の部分はすすは付いていますが、燃えていません。 
これで東大寺二月堂の「お水取り」は終了です。
次に機会があれば、「過去帳」読み上げや「お水取り」を見てみたいです。
来年以降のお楽しみです。
「お水取り」が終わると、春が来るといわれています。
早く暖かくなってもらいたいと感じた一日でした。
帰りはほとんどの店が閉まっていたので、お土産が買えませんでした。
なので、本当に何もありません。はい!