2009年12月30日水曜日

真冬に!

10月末まで鮎捕りに一生懸命だったので、カメちゃんたちの冬の食料調達が後回しになっていました。12月に入って、3回ほど近所の川にエビ捕りに行きました。流石に素足はキツイので、胴長靴(胸くらいまである長靴)を購入してから、いざ!真冬の川へといった感じです。
水はさすがに冷たいです。去年の経験で川に入る場所を絞り込んで、ガサガサしてみると、たくさんのスジエビが網に入りました。その中の1匹です。約5cmの大物です。大体は4cm前後です。
スジエビとヌマエビ(2cmくらい)を合わせて、100匹は捕れたと思います。

エビに混じって、魚もたくさん捕れます。
マスの仲間と思いますが、正式な名前はわかりません。この魚も5cmくらいです。
もう1種類は、ヨシノボリとかゴリとかの仲間でしょうか?この魚は少し小さめで、元気のいい魚です。
最後は、ヤゴ2種類です。ヤゴも名前がわかりません。本当に情けないです!
捕まえるだけなら、どんな川での魚の居る場所はわかるのですが、名前は調べたり、覚えたりする気持ちが無いので、ダメですね。でも、このヤゴは大きいです。大きなトンボになりそうな予感がします。「オニヤンマ」でしょうか?後でゆっくり調べてみます。
もう1種類は、全長は小さめですが、幅広のヤゴです。足が長く、こちらも立派なトンボになるでしょう。
真冬の川にもこんなに沢山の魚や生物がいます。そうそう、写真は撮れなかったのですが、メダカを何匹か捕まえました。久しぶりにメダカに出会えて嬉しくなりました。
川をきれいにしていれば、沢山の種類、数量が生息できるのですね!
今後も見守って生きたいです。

2009年12月21日月曜日

先ずはドラマの話から

あまりテレビドラマは見ないようにしています。決まった時間に見るのは結構厳しいし、録画すれば良いのだけれど、結局撮ってあっても見られないので、どうしても見たいと思ったドラマはリアルタイムで見るようにしています。
昨日が最終回でしたが、久しぶりに満足できるドラマをTBSが作ってくれました。
そうです。”JIN-仁-” です。設定はともかく、丁寧に作られた秀作だったと思います。
大沢たかおは、主役としては少しインパクトが弱く見えますが、多くのドラマや映画で磨かれた感性は見ていて安心です。
さて、映画の話をしましょう。大沢たかおと中谷美紀、綾瀬はるかが共演しているのを知っていますか?「セカチュー!」と言った人は”欲しい”です。でも、映画は長澤まさみです。綾瀬はるかは、テレビドラマの方です。

先ず、大沢たかおと中谷美紀が共演した「7月24日通りのクリスマス」はお気に入りの1作です。この映画の中谷美紀は、ドラマ「ケイゾク」に通じるものがあり、今回の”JIN”や「白洲次郎(NHK)」「シルク」の時の凛とした感じとは違い、3枚目ですよね!そこが良いのだけど・・・。

また、大沢たかおと綾瀬はるかは、「ICHI」で共演しています。今回のJINと同じ所謂時代劇ですが、盲目の凄腕剣士とある理由で剣を抜けなくなった男の切ないお話でした。綾瀬はるかは、2枚目も3枚目もできるすばらしい女優さんになってきましたね!今後がますます楽しみです。

今回の”JIN”では、3人の絡みを自分なりに楽しんで見ていました。続きは映画になると聞いていますが、2時間程度で簡単に作られるのは勘弁して欲しいですね!あと3クールくらいドラマでやって欲しいですね。そうそう、ちょうど原作(まだ16巻までですが)を読み終わりました。漫画ですけど。

2009年12月20日日曜日

うるか ふたたび!

久しぶりの更新です。
10月8日にこの辺りを通り抜けた大風がもたらした大雨で、木曽三川の産と思われる鮎が大漁に近隣の川に昇りました。体育の日の3連休にたくさん捕まえました。その時の20cmを超える鮎を使って、「うるか」(内臓の塩付け:いわゆる塩辛)を作りました。
ここまでは、以前にお知らせ済みです。
それから約2ヵ月半が過ぎました。大切に冷蔵庫で熟成させていました。今日、久しぶりに取り出して、出来栄えを確認しました。
今回は、3種類の「うるか」を作ってみました。
1つは、「真子うるか」と呼ばれる卵巣だけのもの。
もう1つは、「白子うるか」と呼ばれる白子だけのもの。
最後は、真子、白子、内臓を混ぜた「うるか」です。
・・・これはまだ熟成中です。公開は後日です。

さて、まず「真子うるか」です。全高が120mmくらいのジャムビンの流用です。

しばらく撹拌していなかったので、上部に液体が溜まっていますが、匂いなど問題無いです。一度味見をしていますが、まったく癖の無い不思議な味でした。正直にこれは美味しいです。



次は、「白子うるか」です。これはまだ味見していません。ちょっと勇気がいります!クリーミーでとても美味と紹介されていますが、見た目もにおいも別に問題ありませんが、箸で撹拌した際の触感がネトーーっとしていて、やはり心配な気がして・・・。


そこで、「真子」と「白子」を混ぜたものを作りました。それぞれ少しずつ減っているのは、そのためです。「白子」:「真子」=4:6程度で混ぜました。
この「うるか」がもっとも普通に食せそうです。
食後の感想は、また後日ということで・・・。家内や息子たちの感想も含めて紹介できると思います。


そうそう。先日は鮎のお返しに”柿”をたくさん頂きましたが、その後もいろいろと頂きました。飛騨高山のお土産で、干し柿を棒状に巻いた”巻柿”と言います。味はまさしく干し柿です。何個かの柿を上手に巻いてありました。美味しく頂きました。大変珍しいものをありがとうございました。

それから、昨日私の大好物のみかんを頂きました。小ぶりのみかんですが、とても甘いみかんでした。毎日1個づつ楽しんで頂く事にします。

2009年12月1日火曜日

今年の漁の振り返り-その2-

夏の終わり頃の夕方に鮎を捕っている時の話です。
結構、漁場が川岸に近い場所あります。川原から見下ろせる感じで。その場所で鮎漁をしていると犬の散歩やウォーキングしている人たちから、時々声を掛けられます。
「何が捕れるのですか?」「沢山捕れましたか?」・・・たぶん、前者は何が居るか本当に知らないようで、捕まえた鮎を手につかんで見せてあげると、みんなビックリした顔をします。後者は、私が鮎を捕っていることを知っていて、”今日の成績はどうかね”と言った、ちょっと試されているような声掛けに聞こえます。ほとんどの場合の答えは、”今日はダメです”か”ボチボチです”といった曖昧な返事をしています。
さて、その日は小学生(3~4年生位)を連れたおじいさんから声を掛けられました。話しを要約すると、「孫が投網で魚を捕っている人を見て、自分もやりたいと言い出して、明日にでも投網を買いに連れて行け!とせがまれている」そうです。そこで、「投網は大人にならないと扱えないくらい重くて難しいものだから、まだ無理だと言っているが、孫は聞く耳を持たない。孫に説明してやってくれないか」と小学生の孫の説得を頼まれた訳です。
川の外だったら親切丁寧に説明してあげたのですが、川の中では少々性格も変わるようで、更に、目の前に鮎が居て、時間に余裕が無い時だったので、はっきり言って迷惑だったのですが、そのおじいさんの真剣さに負けてしまい、小学生に説明と言うよりは説教をしてしまいました。その部分も要約すると、「おじいさんが言ったように、この網は本当に重くて高校生くらいになっても、簡単には使えない。それに網を投げるのも難しくて、誰かちゃんと先生がいないとまず丸く開かない。つまり、魚は捕れない。それから、川のどの場所に魚が居るかは、自分の足で歩いて、持っているタモで捕まえる事でしか覚えられない。だから、おじいさんの言っている事はおじさんもその通りだと思うよ!しっかり勉強して、運動して、大きくなってからでも遅くないと思うよ。おじさんも始めたのは、高校生の時だよ。」とか何とかいろいろと話しをしてあげたら、一応納得したみたいで、おじいさんからお礼を言われて二人で帰っていきました。
確かに”投網”は一網打尽のイメージがあり、また、見た目には簡単そうなので、小学生くらいで自分で魚が捕れない子供には魅力的に見えたのでしょう。わかる気がしますが、やはり、まだ無理です。

これから始めたいと思われている大人の方が居れば、子供に言ったように、体力、技、そして川を見る目(経験)が必要です。うちの息子達に言わせると、3番目の経験だけは絶対に私(父親)には勝てないといつも言います。小学生よりも前から勉強もせずに川で遊んでいた経験(既に40年以上)は、まだ誰にも負ける気がしないのですが・・・。