2号機の作製構想はかなり前からありました。
作製を開始したのは、ゴールデンウィーク中になります。
捨てた家具の引き出しを2個繋ぎ合わせる所から始まります。
引き出しの奥を切り取ります。
底はペラペラのベニヤ板なので、このままでは使えません。
枠はしっかりした板が使われているので、このままで大丈夫そうです。
2個の引き出しを背中合わせに固定しました。
底板の補強に有り合わせですが、端材で隙間を埋めています。
最終的には砂を満たすので、内部は見えなくなります。
100均で購入した金網を円筒状に加工して、細い針金で固定します。
1号機よりの金網の径を30mmほど大きくしています。
底から数cmの場所に炭止めの網を設置します。
庭の粘土状の土を使って、土台の上に固定します。
これで本体はほぼ完成です。
次に蒸し焼き用のカバーを作ります。
このカバーの作製にかなり苦戦しました。
1号機は円柱のカバーだったので、強度を持たせるのが簡単でしたが、
約450mmX380mmの直方体をレンジカバーのアルミ板で作ろうとしています。
いろいろと試しましたが、どうしても強度を持たせる事ができずに、
新たな補強策を考える事にしました。
0.2mm厚のアルミ板(丸まっている金属板)を購入しました。
全面を覆うのは金額的に大変なので、150mmほどにカットしていきます。
両端を15mmほど折り曲げて、強度を持たせました。
0.2mm厚だとカッターナイフで簡単に切断できます。
0.3mmでも良かったか?とちょっと悔やんでいますが。
こんな感じに千鳥に組み上げました。
(この置き方は最終形ではありませんが・・・)
土台と網部が外れたので、粘土を網で濾してから接続部に塗ります。
最終的にバケツ4杯分の砂を入れて、完成としました。
解禁日に捕まえた鮎を使って試運転です。
この日、15匹だったので、炭は少なめです。
砂を満たすと内部のいい加減なところは隠れてくれます。
15匹は余裕で焼く事ができます。
(1号機は鮎が接するほどにしても、20匹が限界でした)
上から見ると長手方向に余裕があるので、交互に焼くことを考えると
50匹くらいは一度に焼けそうです。
最初、近づけすぎて少し焦げましたが、なかなか上手に焼けています。
この辺りから、鮎の焼ける「いい匂い」がしてきます。
串を回転させて、4面(左右上下)を丁寧に焼いていきます。
少しづつ焼き目が付いてきます。
余分な水分を飛ばすために、カバーをしていきます。
この工程をするかしないかで、味が全然変わります。
カバーの表面がアルミなので、反射で鮎全体に熱が伝わります。
更に蓋をすることで、内部の温度が一気に上がります。
素手で触れないくらいに厚くなります。
15分~20分で完成です。
この日は焼いている最中に隣人2人が参加(乱入)しました。
ビールを飲みながら焼きたてを頂きました。
なので、家族の分はこれだけしか残りませんでしたが・・・。
家族はいつでも食べられるので、気にしていませんが。
今年もやっと鮎の季節になりました。
これから10月20日頃までの3ヶ月間が鮎の季節です。
しばらくは休みに山の予定を入れているので、本格始動はお盆頃になるか?です。
今年の鮎は小さいので、のんびりと大きくなるのを待ちましょう!
<画像追加>
2号機の砂をきちんと敷き詰めた写真を撮ってなかったので追加しました。
砂を追加して、表面を整地しました。
網の中にある小石は、軽石(パミス)を入れてあります。
鮎焼き器1号機も砂を入れ替えたら、なかなか良くなりました。
金網が錆びてきましたが、炭を入れる部分なのでまだ大丈夫でしょう!
今後は、鮎の干物や秋刀魚を炭焼きできるモノがほしいな!!
40年以上、実家の前を流れる川と共に生活してきました。子供の頃の公害での汚れから再生し、いろいろな生物が棲むに至った現状を記録に残そうと思い立ちました。心無い業者や乱獲による生態変化を防止する目的で、河川の名前、詳細な場所の掲載は控えさせていただきます。また、川の事故が多く発生しています。川へ小さな子供さんを連れて行かれる方は、自分が楽しむだけでなく、子供さんの監視もお忘れなく!
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