1970年代後半と思いますが、こんなキャッチコピーがありました。
これは角川書店が映画に進出した時に、テレビで流されたものです。
角川映画と言えば、薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子を
角川3人娘として売り出したことで有名です。古いですが・・・。
この3人よりは少し前になりますが、映画「人間の証明」でこのコピーが
”母さん、僕のあの帽子はどこへ行ったのでしょうね”とともに、
テレビで良く流れていた事を覚えています。いわゆる、流行語です。
この前振りには、まったく関係ないのですが、
昨年末に映画化された「ノルウェーの森」についてです。
先ず、村上春樹との出会いから・・・。
別にご本人と会ったわけではありません。
ちょうど会社に入って数年経った頃ですから、20代の後半の頃です。
会社の同僚(男性2人)が、何やら聞いた事のない作家の話をしていました。
それまでの私の読書は、かなり偏った(特定の作者しか読まない)傾向に
あったので、その2人の話しにすごく興味が湧きました。
なので、次の休みに直ぐに本屋へ行っていました。
確か、最初に読んだのは、「羊をめぐる冒険」だったと記憶しています。
この本は、3回は読み返しています。でも、また読んでみたい本です。
その後も、10数冊は読んだと思います。家の書庫に残っています。
さて、今日の「ノルウェーの森」は有名すぎる名作です。
1000万部以上の超ベストセラーと読んだ事があります。
この本は過去に2度読んでいます。たぶん、80年代後半に・・・。
写真はその時に買った本です。2冊とも”定価1,000円”となっています。
今はいくらで売られているのでしょうね?今度、本屋で見てみます。
この映画は気になっていたのですが、映画館へは見に行かなかったです。それは原作をもう一度読んで見たくなったからです。
そして、読みかけの本を片付けて、今月初めから読み始めました。
毎日、会社の昼休みの30分くらいなので、遅々として進みませんが、
今、上巻を終えて、下巻に入ったところです。
20年以上も前に買って、読んだ本を、また読むのは懐かしさと共に
その当時の記憶が蘇って、懐かしく、また少し気恥ずかしくもあります。
この原作がどんな映画になったのか?どこを残して、どこを削ったのか?
などなどを考えながら読んでいます。
ネタバレにならない程度にですが、下巻の最初の方にある、
施設から帰った後、”僕”と”緑”の再会、その後をどう描いているかが
とても気になります。
それから”あなたって不思議なしゃべり方するわね”や
”あなたの話し方好きよ”っていうように、”僕”の話し方について何度も
話し相手からでてきます。
それをどう表現しているのか?も気になる部分です。
配役は既にわかっているので、あとはイメージ通りである事を祈るだけです。
映画化をキッカケに読む気持ちになった本ですが、
いろいろと忘れていた事を思い出すキッカケにもなってくれました。
そうそう、私の基本は「読んでから見る」です。
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