2010年5月9日日曜日

アカザ 捕獲しました。

昨年、アユカケを捕獲した際に報告しましたが、ガサガサをしている目的の1つに、絶滅危惧種を捕獲があります。鮎の遡上と絶滅危惧種の生息は、自然保護活動には十分な理由になります。

実家の前の鮎捕りをしている川の上流に現在住んでいます。いつもエビなどを捕りに行っている川は実家前の川の上流の支流になります。アユカケは下流域で捕獲しました。

さて、今日恒例のエビ捕りに行った所、「アカザ」を捕まえました。
「アカザ」ってわかりますか?私も小学生以来の対面です。実はムチャクチャ感動しています。こんな上流域にいるとは思っていなかったです。観察ケースとカメラは持って行ってなかったので、一度家まで帰って、撮影をしました。家内や息子たちにもしっかり見せました。もう出会えないかもしれない貴重な体験です。
先ずは、バケツの中で撮影です。
大きさがわかりませんが、小さな赤いナマズです。ヒゲは立派にピンとしています。

観察ケースに移して、上からの撮影です。
右側に4本のヒゲが見えます。合計8本のヒゲがあります。

全長は約9cmのほぼ大人のアカザです。図鑑には10cmくらいまでしか成長しないとあります。何とも言えない赤色(茶色)が鮮やかで、尾びれのしま模様が本当にきれいです。

ナマズ目アカザ科になります。
絶滅危惧種のランクとしては、下記になります。
VUは、”絶滅の危険が高まっている”になります。
この「アカザ」ですが、一度家まで持ち帰りましたが、その後、きちんと川に帰しました。
【参考】

絶滅危惧II類(VU)環境省レッドリスト

Status jenv VU.png

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