昨年の鮎シーズンに使用した投網の修理を始めました。
投網の修理は冬の作業なのです。
本当は小まめに修理した方が良いのですが、
きちんとした修理は余裕のある時にしています。
先ず、今回は修理用の「アバリ」です。
今回調べて初めて知りました。
「網針/編み針(アミバリ)」と言うのだと思っていました。
これらのアバリは、父親の手作りの竹製です。
全部で20本ほどあるので、まだ自分で作ることは考えていません。
古いテグスをすべて切って捨てました。
上に1つあるアバリは、夏の修理に使ったモノです。
このアバリにテグス(ラインとも言うみたい)を巻きつけます。
修理台に3号のテグスをセットして、1本1本のアバリに巻きつけます。
私は慣れているので、PCで動画を見ながら出来ますが、最初はなかなか難しいです。
修理用のテグスは、投網の糸の太さに合わせます。
とりあえず3本にテグスを巻き付けました。
当面はこの4本で修理していきます。
ここまでは準備です。
修理方法は以前に紹介した通りです。
こんな感じで網を修理台に掛けて、1ヶ所づつ直していきます。
最近はだいぶ慣れてきたので、大きな破れも上手に直せる様になってきました。
この冬は4本の投網を修理する予定です。
夕食後の2時間ほどなので、進み方はゆっくりですが、
今年のシーズンまでには十分に直るでしょう!!
<1/15追記>
編みを直していたら、ツリソが1本切れていたので・・・。
1本が切れています。
その右側のツリソも緩んでいます。
先ず、切れたツリソをはさみで切り取ります。
基本的にこのV字が1セット(直す単位)となります。
右からでも左からでもできますが、この時は左から右に編んでいきます。
左上を縛ります。
使っている「アバリ」はテグス用と同じモノです。
次に、糸の寸法を計りながらおもり(クサリ)側を止めます。
基本的な編み方は同じです。
始めは少し戸惑いますが、慣れたらどの箇所でも同じに出来る用になります。
最後に右上のV字部分に結んで完了です。
まだ糸を切っていませんが、少し余裕を見て切り取ります。
こんな感じで修理は進んでいきます。
既に3本の投網の修理が終了しました。
昨シーズンはシーズン中に少し修理をしたので、今回破れ箇所は少ないです。
現在、今回の4本の中で一番古く、一番使い込んでいる網を直しています。
流石に小さい(1目、2目)の破れが多くて苦労しています。
40年以上、実家の前を流れる川と共に生活してきました。子供の頃の公害での汚れから再生し、いろいろな生物が棲むに至った現状を記録に残そうと思い立ちました。心無い業者や乱獲による生態変化を防止する目的で、河川の名前、詳細な場所の掲載は控えさせていただきます。また、川の事故が多く発生しています。川へ小さな子供さんを連れて行かれる方は、自分が楽しむだけでなく、子供さんの監視もお忘れなく!
2017年1月13日金曜日
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