2017年1月13日金曜日

投網 修理 =冬の仕事・・・画像追加=

昨年の鮎シーズンに使用した投網の修理を始めました。
投網の修理は冬の作業なのです。
本当は小まめに修理した方が良いのですが、
きちんとした修理は余裕のある時にしています。

先ず、今回は修理用の「アバリ」です。
今回調べて初めて知りました。
「網針/編み針(アミバリ)」と言うのだと思っていました。
これらのアバリは、父親の手作りの竹製です。
全部で20本ほどあるので、まだ自分で作ることは考えていません。
古いテグスをすべて切って捨てました。
上に1つあるアバリは、夏の修理に使ったモノです。

このアバリにテグス(ラインとも言うみたい)を巻きつけます。
修理台に3号のテグスをセットして、1本1本のアバリに巻きつけます。
私は慣れているので、PCで動画を見ながら出来ますが、最初はなかなか難しいです。
修理用のテグスは、投網の糸の太さに合わせます。

とりあえず3本にテグスを巻き付けました。
当面はこの4本で修理していきます。
ここまでは準備です。

修理方法は以前に紹介した通りです。
こんな感じで網を修理台に掛けて、1ヶ所づつ直していきます。
最近はだいぶ慣れてきたので、大きな破れも上手に直せる様になってきました。

この冬は4本の投網を修理する予定です。

夕食後の2時間ほどなので、進み方はゆっくりですが、
今年のシーズンまでには十分に直るでしょう!!

<1/15追記>
編みを直していたら、ツリソが1本切れていたので・・・。
1本が切れています。
その右側のツリソも緩んでいます。

先ず、切れたツリソをはさみで切り取ります。
基本的にこのV字が1セット(直す単位)となります。

右からでも左からでもできますが、この時は左から右に編んでいきます。
左上を縛ります。
使っている「アバリ」はテグス用と同じモノです。

次に、糸の寸法を計りながらおもり(クサリ)側を止めます。
基本的な編み方は同じです。
始めは少し戸惑いますが、慣れたらどの箇所でも同じに出来る用になります。

最後に右上のV字部分に結んで完了です。
まだ糸を切っていませんが、少し余裕を見て切り取ります。


こんな感じで修理は進んでいきます。

既に3本の投網の修理が終了しました。
昨シーズンはシーズン中に少し修理をしたので、今回破れ箇所は少ないです。
現在、今回の4本の中で一番古く、一番使い込んでいる網を直しています。
流石に小さい(1目、2目)の破れが多くて苦労しています。



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