四国 香川県と愛媛県に行ってきました。
今回の旅行の主目的は、「讃岐うどん」を食べ歩くことです。
これは家内の兼ねてからの要望でした。
今回、車を変えた事を契機に、車中泊しながらの旅になります。
金曜日の夜(21:30過ぎ)に自宅を出発して、新名神、名神、中国道、山陽道を経由し、
夜中に淡路島に入ります。
その日は淡路島の南端で休んで、土曜日早朝に出発です。
写真は土曜日の朝からになります。
1件目のうどん屋さんに向う途中のS/Aです。
ここは徳島県にある吉野川ハイウェイオアシスになります。
ここから一般道に下りて北上して、香川県を目指します。
1件目は、林に囲まれた場所にある「やまうちうどん」です。
製麺所に併設してセルフのうどん屋さんがあります。
8:50に到着した時には既に数台の車が止まっていました。
私は、「ひやあつ1玉」+ちくわ天を頼みました。
家内はシンプルに「ひやあつ1玉」のみです。合計500円です。
思っていたよりは麺は柔らかでした。
かけつゆは、やさしい味です。朝一番ですが、あっさりと完食です。
行列は出来ていませんでしたが、次々にお客さんがやってきます。
よく見えませんが、奥でおばあさんが麺を茹でています。
半分は地元の人っぽいです。
直ぐ後には、”名古屋”ナンバーの車の来ていました。
1日目は、琴平市/善通寺市を廻る計画です。
2件目は、「しょうゆうどん」のお店です。
ここでも開店の10分前についてしまいました。
なので、開店最初の客になります。
「小懸家」(おがたや)さんです。
こちらは一般店になります。
カウンターに大根おろしが沢山置いてあります。
「しょうゆうどん」を注文すると、大根(1/4本)とおろし金が出てきます。
麺が茹であがるのを待つ間に、自分で大根おろしにします。
家内と二人で半分ほどすりおろしました。
熱々のうどんの上に、大根おろしと薬味、酢橘を乗せて、
最後にしょうゆを掛けて頂きます。
こちらは麺にコシがあり、大根の辛味と酢橘の酸味が絶妙でした。
朝から2玉を連続で頂いたので、少し休憩です。
車で15分ほどにある「こんぴらさん」へやって来ました。
私は高校の修学旅行で訪れた事があるのですが、30年以上も前なので記憶無いです。
家内は初四国です。
さて、「こんぴらさん」駐車場に到着時は、パラパラの小雨でした。
杖代わりになるという事で、二人とも傘を持って出掛けました。
御本宮までは、785段の階段があります。多くの観光客と一緒に登ります。
途中で振り返ったところです。
雨雲のために遠くは霞んでいます。
大門をくぐります。ここまで365段です。
ひたすら階段を登るのではなく、この辺りは平坦な場所も多いです。
傘を差して商いしている人たちは、「五人百姓」と言います。
宮域で特別に許可をもらっているそうです。
右側に寄進の石碑がずーっと続きます。
緑がきれいです。桜の名所らしいです。
御本宮の最後の登りです。
小さな踊り場が3箇所あって、4段に分かれていることから「御前四段坂」と言います。
「御本宮」です。
山に登っている私には左程キツイ階段では無かったです。
家内が神妙にお参りしています。
高台(展望台)です。
晴れていれば、讃岐平野の向こうに、讃岐富士や瀬戸大橋、丸亀城が見える筈でした。
残念ながら、直下の琴平の街が微かに見えただけでした。
下り始めた辺りから雨が強くなってきました。
途中にある資生堂パーラー「神椿」で休憩しました。(写真はありません)
その後、雨を凌ぐために、丸山応挙 展を開催していた「書院」に立ち寄ります。
庭が雨に濡れて、鮮やかになっています。
結局、雨は勢いを弱めることなく降り続いていました。
仕方なく、足元(膝から下)をずぶ濡れにしながら下山しました。
ちょうど12時を過ぎた時間になったので、3件目に向うことにしました。
3件目は、コシが随一という「山下うどん」です。
温かいぶっかけうどんを頂きました。
今回は、生卵とナス天を取りました。
本当にしっかりしたコシがあって、噛み応えのあるおうどんです。
今回も私たちに行った時は前後にお客さんが居なくて、ゆっくり頼めました。
席について食べ始めた頃には、10数人の行列になっています。
多分、多い時は、こんなものではないのでしょうね!
このお店は、全体的に若者たちが多かったです。
お隣は男女3人、横は女性ばかり5人です。
その他にはカップルや家族連れと言ったように、女性比率が高いです。
その後、ドライブしながら丸亀城、瀬戸内海を見てきました。
流石に前日の睡眠時間が少なかったので眠気と満腹感があります。
しかし、どうしても訪れたいうどん屋さんがあったので、小休止してから出掛けます。
この日最後(4件目)は、「長田in香の香」です。
このお店は、”是非訪れたい”と紹介されていました。
「釜あげ」を注文して席で待っていると、大きな徳利で出汁が運ばれてきます。
熱々の出汁が一杯入っています。
注文カウンター(左の男性)と厨房(その右側)です。
大きな釜で茹で上がったうどんをここで小分けしています。
この時も前に3人ほど居ただけで、後ろは居なかったのですが、
席に落ち着く頃には、長い行列になっていました。
このお店に着いた時間は、大体3時半頃でした。
こんな時間でも席はほぼ満員です。更に次々とお客さんが入ってきます。
そう言えば、外の駐車場には観光バスが止まっていましたね!
10分ほど待っていると、どんぶりに入ったうどんが運ばれてきます。
左の付け汁は自分(セルフ)で準備します。
他のお客さんを観察していると、みなさん戸惑いながらも真似し合っていました。
さて、うどんですが、なんと言っても「出汁」が絶品です。
少し濃い目の味ですが、この日一番の”おいしい”でした。
いやーー、満足です。
「その1」は、ここまでにします。
この後、高速道路を120kmほど走って、愛媛県に向います。
後半をお楽しみに!